What’s the beauty of Tees? vol.13

一言でT-shirtsと申しましても年代やブランドでディテールが多岐にわたっています。気に入って購入したブランドだけれどいつの間にか仕様が変わってしまってる、なんて事が何十年も愛用しているとよく遭遇しがちです。

週末にアメリカのマネージャーから正式に「APPROVED」の言質をいただきましてこれで生産してくれる会社のロゴを使えるようになりました。

オーダーする枚数も問題なかったようで簡単な見積もりをメールで送ってもらいました。

ただ、デポジットを払うんですが、この正式な価格が判明しない…..

あと最近アメリカ国内産の生地とインポートものの生地で生産しているようで、モデルナンバーで区別していたようなのですが、この辺り混合しちゃうのか今一度確認したいと思ってます。

どちらも表記では問題なく「MADE IN U.S.A.」なのでコンセプトもぶれていないのですが、以前たとえ話で書いたように「中国産のトマトを使ってるのにmade in italyのトマトピューレ」なんて例もあるのでどこから輸入しているのか個人的にははっきりしたいと思ってます。

まぁ面倒臭い事言えるようになるのは取引の実績を作っていかないと無理でしょうけど。

あとパターンの手直しのアドバイスもいただきました。使う生地が「PRESHRUNK」ではないので縮んでくるのも想定しての採寸だったのですが、実験台として私が半年以上愛用している相手先の市販品を新たに採寸したら新品よりも7.5cmも縮んでました。

なので確かに手直しが必要かも。当初は5%前後という話だったのですが最新のオフィシャルでは7〜9%縮むと言われ、判断が難しいですね。もう一度縮小率を計算して妥当なところを見つけていかないと。?

What’s the beauty of Tees? vol.12

一言でT-shirtsと申しましても年代やブランドでディテールが多岐にわたっています。気に入って購入したブランドだけれどいつの間にか仕様が変わってしまってる、なんて事が何十年も愛用しているとよく遭遇しがちです。

ここではそういった変化・変遷をアーカイヴとして書き留めておきたいと思います。

T-shirtsを扱う商売であり、かつ、市井のT-shirts好きの与太話ですが宜しくお付き合いのほどを。

今日はまたタグの話です。

以前「What’s the beauty of Tees? vol.7」でサンプルタグの完成品を福井の会社に製作してもらいアメリカの会社に送ったという話でした。

6月くらいにアートワークの下書きを作った時点ではアメリカの会社のロゴも入れるつもりだったのですが、許可が出ないまま数ヶ月経ったので「今回は諦めよう」とロゴを外して製作したのがサンプルタグの完成品でした。

その後T-shirtsのサンプルも送り、生産ライン工場で商品と同じ生地を使ってサンプルを作って欲しいとオーダーを出した後、「うちのロゴ、使わないの?」というメールが。

「トレードマークだし、許可お願いしたけど返事来てないから今回は外しました」と返事したら使っていいという返事が。

今ひとつひっかかるものがあったので翌日「ロゴ使いたいんだけどJpegしか持っていないから印刷時に背景がちょっとおかしくなる可能性があるので、よろしかったら.aiファイルで送ってくれません?」とマネージャーにメールしたら翌日メールで添付してきてくれました。

「あぁこれは大丈夫なんだな、きっと」と思い、アートワークに追加して「これで大丈夫ですか?(スケールとかそのままですし変に加工したとかないですよ)」と再び許可を乞うメールを送ったのですがそれには未だに返事がありません。あとサンプルの制作費の見積もりの正確な数字も未だに提示してきてくれません。

なんだか段取りがわからなくて一歩進んで二歩下がる、みたいな感じです。年末までに生産して欲しかったけれど、この調子だと…..あぁ(泣)。

What’s the beauty of Tees? vol.11

一言でT-shirtsと申しましても年代やブランドでディテールが多岐にわたっています。気に入って購入したブランドだけれどいつの間にか仕様が変わってしまってる、なんて事が何十年も愛用しているとよく遭遇しがちです。

今回は仕様が変わるというか、少なくとも年に二回のサイクルで新製品をリリースするスニーカーの話など。

うん十年も前の話だと定番があって、その他も色以外はさほど変更もなく「あれ欲しいなぁ」と思いつつ1年後にようやく買えたなんてことがあったのですが。現在は消費を促すためなのか、小ロットで生産していくスタイルなのか、売り方も変わってしまいました。

ですのでお気に入りのスニーカーがダメになっても「同じのを買えばいいや」なんてことも今は簡単にはできません。

じゃあ捨てるしかないのかといえばニューバランスとアシックスは全てではないですがオフィシャルでソールの張替えをしてくれるサービスがあります。

私も先日加水分解したM577のソール交換をお願いしました。

Read More….??

What’s the beauty of Tees? vol.10

一言でT-shirtsと申しましても年代やブランドでディテールが多岐にわたっています。気に入って購入したブランドだけれどいつの間にか仕様が変わってしまってる、なんて事が何十年も愛用しているとよく遭遇しがちです。

前回のvol.9でサンプルを郵送したと書きましたが、先日ようやく相手方から連絡が来ました。大まかなサンプル制作費などは聞いていましたがきっちりした数字をまだ提示されていません。しかも、サンプル製作は前払いなのに。

と、いうことで金額がはっきりしない⇨支払いができない⇨よってサンプルもまだ作らない⇨先に進まない というお決まりのダラダラしたパターンに。

数ヶ月前に本生産の見積もりを提示してもらったのですが、先月こちらの会社は製品の値上げをアナウンスしてまして、それがどう影響するのかメールで問い合わせたのですが、これにも反応なし。

まぁでも以前は「無理」と言われたプロダクションラインで生産可能になるとか、この間に意外な収穫があったりも。差別化ということでそれも作ってみたいのですが、品質はあまり変わらない(と思います)うえに納期が3ヶ月ってのが凄いなぁ….

少し手直ししました

先日WordPressを使っている人を対象にしたセッション(みたいなもの)に参加してきまして、今一度ブログのインターフェイスの見直しやセキュリティーなどを自分なりにチェックしてみました。

ログイン時に二重の入力をさせたり、今までで数通しか来ていませんがそれでもスパムを0まで減らしたいためにコメント欄にもランダムな文字を入力させたりするものです。

他には自分でもずっと実装したかった、写真の拡大を別ウインドウではなくポップアップで実行するというもの。本体に隠し機能として実装されているのかと思ってたのですが、このセッションで尋ねたらやはりプラグインとのことでしたのでシンプルですが目的にかなっているものをチョイス。

iPhoneなどスマホではピンチすることで拡大も容易ですが、Mac/PCではブラウザ上でそういった操作ができないのでPCフレンドリーという意味で。

このブログではスマホよりもMac/PCでの閲覧者の方が多いのでこれでT-shirtsの概要が更に大きく見れると思います。

What’s the beauty of Tees? vol.9

一言でT-shirtsと申しましても年代やブランドでディテールが多岐にわたっています。気に入って購入したブランドだけれどいつの間にか仕様が変わってしまってる、なんて事が何十年も愛用しているとよく遭遇しがちです。

サンプルチェックも終了して日本郵便がやっている国際eパケットというサービスを利用してみました。これは2kg以内、長さ+幅+厚さが90cm以内という条件で、更にオンライン経由でラベルを制作、自宅で印刷という、まぁちょっと前準備が手間なサービス。

ここまでさせて恩恵があるのか?とも思いますが、案内にはEMSと同等の速さで配達、でも料金はEMSと比べてアメリカ宛ですと最大27%割引と明記されています。私にとって肝心なのはトラッキングができるという一点ですのでこれは「どんなものか」興味で利用しましたが何度も利用したい人や会社向けのサービスでしょう。アドレスブックに相手先の住所を登録しておけばラベルのプリントだけで済む話ですし。

私も相手の会社の住所を登録しましたので次回も問題なかったら利用するつもりです。

このサービスにはemailでポイント通過ごとにメールを送ってくれるので経過も確認できて安心です。特にアメリカに着いてからの処理が心配でしたので配達完了が確認できてホッとしています。

まぁでも「届きましたよ」という担当者からの連絡がこないのはやっぱり日本の会社とは違うんだなぁ、と思いましたけど。

What’s the beauty of Tees? vol.8

一言でT-shirtsと申しましても年代やブランドでディテールが多岐にわたっています。気に入って購入したブランドだけれどいつの間にか仕様が変わってしまってる、なんて事が何十年も愛用しているとよく遭遇しがちです。

サードサンプルでようやくマスターと呼べるものが出来上がりました。これをアメリカに郵送してあちらで生産に使う生地でまたサンプルを作ってもらい、問題なかったら生産をお願いするという段取りです。

一足先にタグのサンプルは郵送したのですがトラッキングできる郵送方法を選択したはいいが、アメリカに無事着いた後の完了通知が未だにこないのがかなり不安です。「届きました?」と一応メールしたんですが、それにも返事なし….

うーん、大丈夫なのかなぁ、と色々な面で心配なところも。?

sample patterns and T-shirts

What’s the beauty of Tees? vol.7

一言でT-shirtsと申しましても年代やブランドでディテールが多岐にわたっています。気に入って購入したブランドだけれどいつの間にか仕様が変わってしまってる、なんて事が何十年も愛用しているとよく遭遇しがちです。

先日のT-shirtのサンプルに続いてタグのサンプルも届きました。

危惧していた家紋も印刷時に潰れることなくきちんとプリントされてきて流石日本の会社!と思ったりも。

着心地を一番左右するパーツであるタグを日本でも有数の生産地である福井県のとある会社さんにお願いしました。ポリエステルサテンの生地というか、織り成す糸ですが、ここでは日本製のものを使い、ここの会社でデータを出力して印刷しています。

打ち合わせ時にサンプルで持ち込んだ某アメリカンブランドのタグを見せると「あーこれは中国製かなぁ」とすぐわかったようでした。どこでわかったんですか?と聞くと「中国のは織る時に日本製よりも表面に凸凹が出るのでそれが光を反射してギラついた表面になるんですよ。まぁそれを高級感と捉えて使うブランドもあるから悪いとは言いませんが」とのこと。

では御社も使いますか?と聞くと「うちは使いませんよ」と嬉しい答えをいただいたのでお願いすることにしたのでした。

紙にプリントアウトしたモックよりも多少お金はかかりますが、こうやってサンプルを作ってもらってチェックすると「フォント、まだ小さいなぁ」とかダメなところが明確にわかります。

一旦、これをアメリカのメーカーに送ってOKが出たら少し手直しして本生産をお願いしようと思います。

あともう少しです。

sample tag (made in Japan) for hommage T-shirts

What’s the beauty of Tees? vol.6 – U or V?

一言でT-shirtsと申しましても年代やブランドでディテールが多岐にわたっています。気に入って購入したブランドだけれどいつの間にか仕様が変わってしまってる、なんて事が何十年も愛用しているとよく遭遇しがちです。

流行も文字通り時代に流されるもののひとつですが、T-shirts界隈でもなんだかトレンドを象徴するようなのがネックシェイプ。大別すればUネックかVネックかということになります。

私のクローゼットにはUネック(というかクルーネック)のT-shirtsしかありません。昔ヘルスニットがちょっと流行った時はヘンリーネックもありましたが、若い体軀にはヘンリーってあんまり似合わないんですよね。ちょっとマッチョくらいが丁度いいと言うか。

でも先日アメトークを観ていたらひな壇の芸人さんのT-shirts、全員Vネックだったんですよね。これにはびっくり。スタイリストさんが揃いも揃ってVにしたということは今はそういう流れなんでしょう。

個人的にはVネックT-shirtsはサラリーマンがシャツの下に着るか、黒のVネックだとまぁ夜の商売のお兄さん達ってイメージだったんですが。

数十年前から確かに売ってましたが、私の周りではその頃まだ若かったこともあって誰もVネックなんて買っていなかったんですけどね。

じゃあ「乗るしかない、このビッグウェーブに」といこうか、ではないんですよね、やっぱり。頭が硬いと思われるでしょうが、やっぱりT-shirtsはクルーネックだと思うんです。それにおっさんが流行を追うこともないでしょうし。

なのでうちで生産をお願いしているのはクルーネックのみになります。あしからず。

What’s the beauty of Tees? vol.5

一言でT-shirtsと申しましても年代やブランドでディテールが多岐にわたっています。気に入って購入したブランドだけれどいつの間にか仕様が変わってしまってる、なんて事が何十年も愛用しているとよく遭遇しがちです。

今回は生産前のサンプルについて。サンプルを製作してくれる会社さんがようやく見つかりまして打ち合わせを経て先日サンプルが届きました。個人的に最高のシルエットと思っている1983年のT-shirtのパターンに寄せて、しかし21世紀の日本人に合うように細かいところを修正しています。

素材も21世紀のアメリカンブランドで主流になっている4.3oz/ydを使う予定です。Beefy-Tのようなタフな素材は昨今あまり需要がないようですし。

サンプルの採寸が希望通りすぎてここからコットンが縮むのを想定するともう少しディテールを修正したほうがいいかなとセカンドサンプルのお願いをしたところです。

あともう少しです。頑張ります。

sample sheet