Hanes Beefy-T  “WWDC 2003 – Graphics & Imaging” T-shirt circa 2003

一言でT-shirtsと申しましても年代やブランドでディテールが多岐にわたっています。気に入って購入したブランドだけれどいつの間にか仕様が変わってしまってる、なんて事が何十年も愛用しているとよく遭遇しがちです。

ここではそういった変化・変遷をアーカイヴとして書き留めておきたいと思います。

T-shirtsを扱う商売であり、かつ、市井のT-shirts好きの与太話ですが宜しくお付き合いのほどを。

今回の物件は2003年6月23日から27日にかけて催されたWWDC2003内でのセッションのテーマにもなった「Graphics & Imaging」とプリントされたT-shirtです。

Hanes Beefy-T  “WWDC 2003 – Graphics & Imaging” T-shirt circa 2003

このセッション、YouTubeで今でも観ることができます。当時の最新技術の紹介をしているのですが、

テーマとして

Mac OSXのグラフィックスアーキテクチャー(Quartz Extreme, Quartz 2D, and OpenGL)
PDF
GPU
OSX PANTHERの新機能

を話してます。ちょっと退屈ではありますが、やっぱりデモは面白いですね。数百ページのPDFを高速でスクロールしているのはちょっと驚き。しかもPDFを閲覧する代表的なソフトだったAdobe「アクロバット」でないところがミソ。

当時はPDFがクロスプラットフォームでは有効なファイルフォーマットでしたが、いかんせん、アクロバットは重く、数十ページのものでも難儀な時代でした。それらをQuartzのレンダリングエンジンが高速で処理してくれるという話ですね。

Hanes Beefy-T The Clothing Label Artwork circa 2003

ボディはHanes Beefy-T。タグはボールドフォントではなく、Romanフォントっぽく変更されたHanesロゴ。

縫製が頑丈になったようでダブルステッチが当たり前のような出で立ち。

で、なんだか袖が大きくなってるようにも見えます。ってか、シルエット自体がボックスっぽいというか。

この辺りも変更があったのかしら?それとも単にロットか工場による違い?

size chart fig.2

1). 両袖のピーク幅 85.5cm
2). ネック後部からの身丈の長さ 74.5cm
3). 脇幅 50.5cm
4). ネックリブの縫い付け部の幅(首周り) 20cm
5). 脇の縫製部分の長さ(おおよそです)26cm
6). アームホール(平らにしての採寸)18.5cm
7). ネックリブ自体の幅 2.5cm

size: Large

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