一言でT-shirtsと申しましても年代やブランドでディテールが多岐にわたっています。気に入って購入したブランドだけれどいつの間にか仕様が変わってしまってる、なんて事が何十年も愛用しているとよく遭遇しがちです。
ここではそういった変化・変遷をアーカイヴとして書き留めておきたいと思います。
T-shirtsを扱う商売であり、かつ、市井のT-shirts好きの与太話ですが宜しくお付き合いのほどを。
今回は英国の代表的ブランドである「The Body Shop」が一時期店頭で販売していたT-shirtです。
この「Against Animal Testing」というスローガンは創業時からのものですが近年では浸透したと見たのかこのコピーは見なくなったようです。
1990年に初めて英国のブライトンという街でBody Shopというお店の存在を知人に教えてもらい、偶然Body Shop創業の地がここブライトンであり、その一号店がGeorge Streetにあるというので何度か通った思い出があります。
誇張された思い出かもしれませんが、当時は街を歩けば当時の看板商品だったDewberryの香りがしたものでした。私も好きで使っていました。
当時からキャンペーンに沿ったようなT-shirtsを販売していたのは知っていましたが、肝心のこのスローガンのは当時は売っていなかったと記憶しています。あったら絶対購入していたと思うので。
ようやくこのT-shirtを手に入れたのは1997年頃だったと思います。購入先がイマイチはっきりと思い出せないので今まで保留扱いしていたのですが、それでも思い出せないのでまぁいいかな、と。
ただし、以前公開した1997年にバンコクのショップで購入したヘンプ素材のT-shirtが「AGAINST ANIMAL TESTINGロゴがあった！」と喜んで購入した1枚目であり、その後割とすぐこれを見つけた感じだったんですよね。
だから多分これは当時あった新潟のお店で見つけたのかなぁ？
ボディに使われているのは意外にもHanesのBeefy-T。「意外」というのはボディショップのT-shirtsってオリジナルのタグを使っている時が多かった印象だったので。ヘンプもそうですし、友人からプレゼントされたT-shirtもオリジナルのタグがついたものでした。
こちらのタグはHanesそのまま。1990年代後半のちょっと丸みを帯びたボールドフォントのHanesロゴの二つ折りタイプでサイズ表記はHanesロゴ側に明記されているタイプ。表記は
100% PRESHRUNK COTTON
MADE IN U.S.A.
CARE ON REVERSE
プリントは左胸と背中に大きくプリントされていまして、バックプリントにはボディショップのロゴが追加されてます。
余談ですが私のお気に入りだったDewberryのボディーシャンプーですが、21世紀になって突然カタログから消えてしまいました。2001年か2002年だったと思います。当時ロンドンにあった数軒を回って店頭在庫を4-5個抑えたのですがお店の方に「なんでディスコンになったの？」と聞いたら「私たちもわからない。ディスコンになって残念だ」なんて言ってましたが。
しかし！もう2度と手に入らないと諦めていたら2006年かな？突然日本で限定販売したのを知って歓喜！ボトルを6本ほど購入しました。ラベルの文言は多少変更されていましたが相変わらずの香りと使い心地に懐かしさがこみあげてきました。
1). 両袖のピーク幅 93.5cm
2). ネック後部からの身丈の長さ 69cm
3). 脇幅 57cm
4). ネックリブの縫い付け部の幅（首周り） 21.5cm
5). 脇の縫製部分の長さ（おおよそです）26cm
6). アームホール（平らにしての採寸）19cm
7). ネックリブ自体の幅 2.5cm
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