What’s the beauty of Tees? vol.1

一言でT-shirtsと申しましても年代やブランドでディテールが多岐にわたっています。気に入って購入したブランドだけれどいつの間にか仕様が変わってしまってる、なんて事が何十年も愛用しているとよく遭遇しがちです。

今回は製作中のT-shirtsに関してです。ようやく少し情報を出せるようになりました。

いわゆるボディブランドと呼ばれているHanes, Anvil, GILDANなどは1970年代から一貫して現代につながるT-shirtsを生産販売してきているのですが、仕様はずっと述べているように頻繁に、そして不定期に変更して今に至っています。

素材や縫製、わかりやすいところではタグデザインなど様々ですが、私にとって最も違いを感じるところはネックリブから袖口にかけての角度になります。

広げた時のパッと見が全然違う。
美しさの差異がここに出ると言ってもいいのでは。

特に1980年代初期のがカッコいい。
こんな感じです。

shoulder angle ex.

この角度は1980年代から徐々にゆるくなって、昨今のT-shirtsはまさに「T」の字に近いシルエットになっています。

まぁでもアンケートよろしく友人知人などにこの話を振っても「なにそれ」と言われるだけなので一般的にはあまり考慮するようなポイントではないのでしょう。そこまで気にして買うようなものでもないのかもしれません。

でも例えればGibsonのギターのネックのジョイントアングル、ネックの幅・太さ、ヘッドストックの形状・角度、木材のグレードなどで「◯◯年モデル」というヴィンテージモデルとして販売が成立している現在、これもマニアックなマーケットですが、その違いをわかっている人たちが購入しています。こちらの方が遥かに高額なのに。

高額故にこだわりの商品が成立するのでしょうか?

翻ってT-shirtsではどうなんでしょう?

購入のポイントって?

明確な答えが未だわかりませんが私としては「たかが」なんですが「されど」というポイントは外さず、気に入ってもらえるように頑張りたいと思います。

 

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