一言でT-shirtsと申しましても年代やブランドでディテールが多岐にわたっています。気に入って購入したブランドだけれどいつの間にか仕様が変わってしまってる、なんて事が何十年も愛用しているとよく遭遇しがちです。
ここではそういった変化・変遷をアーカイヴとして書き留めておきたいと思います。
T-shirtsを扱う商売であり、かつ、市井のT-shirts好きの与太話ですが宜しくお付き合いのほどを。
かつて1980年~1990年代中期くらいまでの男性ファッション雑誌ではHanesと並ぶブランドと認知されていたFRUIT OF THE LOOMです。「Room」ではなく「Loom」なんですよね。私も何回か購入しましたが首回りの処理がHanes赤パックと違ってそれ故赤パックに戻る、ということを繰り返していました。
これはFRUIT OF THE LOOM Lofteez。厚手でHanes Beefy-Tのライバルでしょうか。ただ、Beefy-Tよりもタフに使われるのを想定しているのか肩、脇、とダブルステッチ仕様。Beefy-Tはまだこの時期シングルステッチ仕様ですから。その仕様とゴワっとした生地のせいかいくぶんタイトな着心地です。
ケアタグには
100% COTTON PRESHRUNK
ASSEMBLED IN HONDURAS
OF U.S.A. COMPONENTS
「100% PRESHRUNK COTTON」という書き方ではないんですよね。何故?
で、言わずもがなのクラプトンの1999年の来日公演時に購入したツアーT-shirtです。通常はクラプトンの顔やらストラトがデカデカとプリントされているのが多いんですが、これはシンプルだったので普段着にもいいなと思い買ったんです。色の使い方から遠目から見るとハーレーのT-shirtsみたいですが。
フロントのポケットにはアメリカの国道標識を模したデザイン。こういうのは本当大好きです。
袖の刺繍されたワッペンが要らないかなぁとも思うのですがどうなんでしょう?
しかし、丸々一ヶ月日本公演してるんですよね。すごいバイタリティー。恐れ入ります。
1). 両袖のピーク幅 84.5cm
2). ネック後部からの身丈の長さ 71cm
3). 脇幅 48.5cm
4). ネックリブの縫い付け部の幅(首周り) 17cm
5). 脇の縫製部分の長さ(おおよそです)26cm
6). アームホール(平らにしての採寸)17cm
7). ネックリブ自体の幅 2.5cm
SIZE: Medium