小千谷市新潟銘醸:旨口長さん本醸造

新潟と言えばお米と酒。すぐに出て来る答えですがその他には?となると「スキー」「温泉」でしょうか?

まぁ他にも色々あるのですが、それが他県の人に認識されていないものもかなりあるんです。

ここではそんな「新潟に来たついでに手に入れられるような」ものをピックアップして紹介したいと思います。

今回の物件は「ついに手に入れた!」と感無量の、愛くるしい「ヒゲの長さん」がラベルを飾ってる「旨口長さん本醸造」です。最高っ!

この物件、何故か蔵元のサイトには紹介されていません。謎。新潟限定流通商品なのか?とも思うのですが酒屋さんもそれっぽい事は言っていなかったし。酒屋さんで注文できるか聞いた時に新潟銘醸の営業さんに電話をして在庫があるかなど確認してくれていた時にそれらも聞いてもらえば良かったなぁ、とちょっと後悔。

恐らく中身は長者盛のこれだと思うのですが。

数日後無事に手に入れたこの一升瓶、うーん、ラブリー!

この絵柄だと単に長さんと愛犬ポチが笑いあってるだけなんですが、元ネタは以前ブログにも載せたセル画にもある通り、小判と長者盛を掘り当てて喜んでいる1コマ。

これをお神酒として使う予定ですので神様も一緒に笑ってくれたらなぁと思ってます。

越乃寒梅 限定商品「越乃寒梅 亀田郷大江山産2022」

新潟と言えばお米と酒。すぐに出て来る答えですがその他には?となると「スキー」「温泉」でしょうか?

まぁ他にも色々あるのですが、それが他県の人に認識されていないものもかなりあるんです。

ここではそんな「新潟に来たついでに手に入れられるような」ものをピックアップして紹介したいと思います。

今回の物件は新潟県外でもっともネームバリューがあると思われる新潟のお酒:越乃寒梅の限定酒。

これ、私も実は最近見つけたものでした。

見つけたのはお馴染みのスーパー:原信。なんとはなしにラインナップを見ていたら「?」と。なんだろう「亀田郷大江山産」って?と。気になって家に帰った後にレッツ検索。するとあらま、ちょっとレアな物件だったんですね。で、後日買いに行った、と。

因みに亀田郷とは昔の名称で、現在の新潟市江南区亀田エリアを指しています。蔵元の所在地でもあります。

検索でヒットしたここの酒屋さんから引用しますと

2016年より年に一度、新潟市 江南区・中央区・東区の地域限定出荷で発売されていましたが、
「新潟市大江山地区産五百万石栽培研究会」の活動が5年目となり充実してきたことから 本年より新潟県内特約店にも卸していただけることとなりました。

とのこと。だから今まで見たことなかったのかぁ、と合点。しかしエリアが限定中の限定だなぁ。まさに知る人ぞ知るお酒だったのかな。

購入したのが2月末だったのですがこの間再びチェックしにお店に行ったら置いてあった場所にはもうありませんでした。

蔵元のブログには「冬の限定商品」と明記してありますね。

気になるのは先の酒屋さんで使われていた写真。2019年物の商品らしいのですがラベル自体のデザインは30年以上前の意匠を元に復刻させているのですが、そこでは赤。でも私が購入した2022年販売品は白でした。毎年ラベルの色を替えているのだとしたら来年も買わないとなぁ、なんて思ってます。

 

小千谷市新潟銘醸:ブラック長さん

新潟と言えばお米と酒。すぐに出て来る答えですがその他には?となると「スキー」「温泉」でしょうか?

まぁ他にも色々あるのですが、それが他県の人に認識されていないものもかなりあるんです。

ここではそんな「新潟に来たついでに手に入れられるような」ものをピックアップして紹介したいと思います。

今回の物件は40代以上の新潟県民なら名前は知ってるお酒:長者盛を作ってる蔵元:新潟銘醸の限定品「ブラック長さん」になります。ラベルが可愛いっ!

これは実家に寄った際ご近所にある前田屋さんで運良く購入できました。以前お店で長者盛を購入したことがあって取り扱いがあるのを知っていたので。

お店にはあと3本という在庫でした。これで終わりだそうです。なんせサイトにもありますが720mlで480本の限定品。もともとは2022年の酒の陣で販売されることを見通しての商品だったようですがコロナ禍で今年は中止になってしまい、それが取り扱いのある酒屋さんに回ってきた、と。

実物を見るとワインボトルのような洒落た感じが素敵。ラベルのひげの長さんのポップさも黒ラベルに銀で抜かれているので21世紀では「敢えての」という感じが出て洒脱感満載。「ひげの長さん」とは長者盛のキャラクターで、その昔彼を使ったCMが夕方テレビで流れていました。私の子供時代は長さんと黄桜のカッパと石原裕次郎でしたから、お酒のCMと言えば(笑)。

因みに丁度実家にいた弟に聞くともうすでに飲んでいて、感想は「普通に美味しいお酒」だったようです。

長岡市:三崎屋醸造新潟老舗あま酒

新潟と言えばお米と酒。すぐに出て来る答えですがその他には?となると「スキー」「温泉」でしょうか?

まぁ他にも色々あるのですが、それが他県の人に認識されていないものもかなりあるんです。

ここではそんな「新潟に来たついでに手に入れられるような」ものをピックアップして紹介したいと思います。

今回の物件は「あま酒」。冬になると特に愛飲してしまうのですが、「新潟のあま酒」と言えば私のイメージはこの三崎屋醸造さんの赤いパッケージでした。ってか、手軽にスーパーで買えるようなあま酒はこれしかなかったような。

蔵元までは子供の頃は気にしていなかったのですが、長岡市(旧:栃尾市)にある蔵元です。

ここの記事によると新潟県内で初めてあま酒を生産販売したのがここだったそうな。それが昭和30年代。以来(多分)パッケージデザインは変更されていないようです。

ただ、私が最近これを手に取った理由は「あれ?パックじゃなくて確か針金のようなひも(←”ビニタイ”というらしいです)だったような?しかもなんか細長くなってるし」と不思議だったこと。

そして理由は判然としませんがここ最近この商品を下越地方の大手スーパーでは見かけなくなったんです。

地元の商品を押しのけて県外メーカーのあま酒が席巻しているのです。

そんな中、これは長岡市内のスーパー原信で見つけたので購入しました。地元:長岡だとやっぱり入手しやすいのでしょうか?

私が子供の頃はこの米麹で作られたあま酒よりも酒粕から作るあま酒のほうが一般的でして、なので子供がたくさん飲むと酔うぞ、みたいなことを言われていたのですが、酔ううんぬんよりも味に癖がありましたね。

なので米麹のあま酒、ほんと、飲みやすいです。これは砂糖も入っているのでほのかに甘さも口に広がって優しい味わいにほっこりします。

麒麟山超辛口

新潟と言えばお米と酒。すぐに出て来る答えですがその他には?となると「スキー」「温泉」でしょうか?

まぁ他にも色々あるのですが、それが他県の人に認識されていないものもかなりあるんです。

ここではそんな「新潟に来たついでに手に入れられるような」ものをピックアップして紹介したいと思います。

今回の物件は新潟県阿賀町(旧:津川町)にあります麒麟山酒造の代表的なお酒「麒麟山超辛口」です。

以前ブログでも紹介した「伝統辛口」同様、2021年3月にラベルデザインがリニューアルする「前」の「旧ラベル」になります。

新しいラベルデザインは確かに現代的で悪くないのですが、「お酒のラベル」という、割とクラシックなイメージが既にあるものに慣れてしまってるため、まだちょっと目に慣れておりません。

これは伝統辛口を手に入れた後に酒屋さんやスーパーなどをチェックしていて見つけた在庫品。その時点でもこれが最後の一本でした。この後私、旧ラベルは見つけられていません。アナウンスと同時に全部回収したのかなぁ?手際が良すぎてびっくりです。

麒麟山伝統辛口

新潟と言えばお米と酒。すぐに出て来る答えですがその他には?となると「スキー」「温泉」でしょうか?

まぁ他にも色々あるのですが、それが他県の人に認識されていないものもかなりあるんです。

ここではそんな「新潟に来たついでに手に入れられるような」ものをピックアップして紹介したいと思います。

今回の物件は新潟県阿賀町(旧:津川町)にあります麒麟山酒造の代表的なお酒「麒麟山伝統辛口」です。

既にブログでもアップした気になっていましたが、麒麟山酒造のお酒、まだ紹介していなかったんですね。

で、(自分の中で)急いでブログにアップしようと思ったのは先日実家に行った際に目を通した地元の新聞:新潟日報に一面広告が掲載されていたから。

なんと!あのラベルデザインを一新、商品のラインナップもそれに伴って一新する旨の広告でした。

ラベルデザインは確かに現代的で悪くないのですが、「お酒のラベル」という、割とクラシックなイメージが既にあるものに慣れてしまってるため、この広告を見たときは「へ?」という印象。

プレスリリースでも3月9日付でアナウンスされています

折も折、蔵元は失念しましたが、少し前にも新潟県内の蔵元が「バーなどにも馴染むラベルデザインに変更した」という新聞記事を読んだばかり。日本酒、苦戦してますから。

でもいち早く海外向けにラベルはもちろん、トータルデザインを特化したような県外の蔵元は売り上げいいんですよね……

話は逸れましたが、で、これです。今では「旧」デザインになってしまうラベルデザインの「伝統辛口」。麒麟山では定番、まぁどこでも手に入りやすいお酒です。新聞広告を見て県内のお店から旧デザインが消える前に手に入れたもの。間に合ってよかった……

サッポロ風味爽快ニシテビール

新潟と言えばお米と酒。すぐに出て来る答えですがその他には?となると「スキー」「温泉」でしょうか?

まぁ他にも色々あるのですが、それが他県の人に認識されていないものもかなりあるんです。

ここではそんな「新潟に来たついでに手に入れられるような」ものをピックアップして紹介したいと思います。

今回の物件は新潟限定で販売されているサッポロビールの「風味爽快ニシテ」です。

実は新潟県は地ビールが結構あるんです。流石にお酒ほど多くはないのですが、記憶を辿れば全国第一号地ビールを看板にしている「エチゴビール」の成功が大きいのではないでしょうか。今ではエチゴビールは普通にスーパーで販売されているほどポピュラーに。

この風味爽快ニシテは発売は2012年。なぜサッポロが?と思うでしょうが、簡単に言えば「創業者が新潟県人だったため」。新潟県長岡市与板出身の中川清兵衛がドイツでビール製造を学び、主任技師として札幌の醸造所で日本生産のビールを作ったのが始まり。

そしてその醸造所を受け継いでサッポロビールの土台を築いたのがこれまた新潟県新発田市出身の実業家:大倉喜八郎。ホテルオークラ創設でも有名な方です。まぁあとは一部では「政商」とも呼ばれていますが。

そんなわけでこのビールが生まれたらしいです。ただ、どちらも新潟県人なのに新潟で商売しなかったのは広い目で見れば正解でしょうけど、新潟の経済にほとんど貢献していないように見えるのは私だけでしょうか。ちょっと複雑な心境ではあります。

で、味はどうか、と申せば私、下戸なのでわかりません。かみさんの実家に盆暮れの付け届けとして購入はしているのですが、喜んでくれていればいいんですが。

五泉市:菅名岳 by 近藤酒造

新潟と言えばお米と酒。すぐに出て来る答えですがその他には?となると「スキー」「温泉」でしょうか?

まぁ他にも色々あるのですが、それが他県の人に認識されていないものもかなりあるんです。

ここではそんな「新潟に来たついでに手に入れられるような」ものをピックアップして紹介したいと思います。

今回は五泉市の酒蔵、近藤酒造株式会社の「菅名岳」です。

この名前は五泉市にある山:菅名岳から命名されています。で、仕込みにはそこで汲み取った清水を使っているとのこと。確かに毎年冬になると「寒九の水」を汲みに行く方々の映像が地元の夕方のニュースに流れるのが新潟県の風物詩みたいになってます。ずっと昔は樽みたいなものをしょって歩く映像でしたが、最近ではポリ容器みたいなもっと機能的な?ものに代わったりしてそこでまた時代を感じられる、というか。

詳細はサイトを引用。

新潟県五泉市の菅名岳の中腹から湧き出る「どっぱら清水」を仕込みの水に使った「菅名岳 別撰」。やわらかでふくらみある香りが楽しめるお酒です。冷や派から、お燗派まで毎日飲めるさらりとした辛口の酒質です。

まぁこれは「五泉の水は美味しい」というコンセンサスが行き渡っているからでしょう。以前も書きましたが絶滅危惧種の「トゲソ」がまだ生息しているくらい良質の水が町中に流れているんですから。

数十年前までは日本でも屈指のニットの生産地として景気も良かったんですが、中国などの安価な海外生産品に押されしまい、ブランド力も発信できないまま衰退の一途をたどっています。

余談ですが随分前に週刊新潮の櫻井よしこ女史のコラムに五泉市のニット会社のことが書いてありました。「これからは中国」という周りのコーディネーターやコンサルタントの言葉に乗って中国に工場を作ったのはいいが、良かったのは最初の数年で結局は工場も中国に摂取され、その負債が引き金になって五泉での経営も立ち行かなくなって倒産という話。

でも今ではデンカが工場を五泉に2つ作って雇用やらの需要を生んでちょっと景気が良いようです。

インフルエンザワクチンの原液製造工場なのでこれからももっと需要があるコンテンツの生産なので昔みたいな賑やかな街に戻ってくれればなぁと思ったりしてます。

 

長岡市池浦酒造:和楽互尊金印

新潟と言えばお米と酒。すぐに出て来る答えですがその他には?となると「スキー」「温泉」でしょうか?

まぁ他にも色々あるのですが、それが他県の人に認識されていないものもかなりあるんです。

ここではそんな「新潟に来たついでに手に入れられるような」ものをピックアップして紹介したいと思います。

今回は長岡市にある池浦酒造の「和楽互尊」の最も一般的な「金印」になります。

これも購入先は原信吉田店。出かけた帰り道に立ち寄っての購入です。このお店は下越と中越の商品をいい塩梅で販売してくれているのですごく重宝しております。この池浦酒造さんのお酒も我が家界隈の原信では取り扱っておらず、新潟市西区内野界隈の酒屋さんでも見たことありませんでした。実家に行けば近所の酒屋さんでは扱っているとは思いますが。

ともあれ。このお酒の名前の由来は

昭和の初期、先代が尊敬し交流を深めた長岡の哲学者野本互尊翁の互尊精神に共鳴し、時の漢学者安岡正篤先生のご助言を得て酒名を「和楽互尊」(互いに尊びあえば和やかで楽し)としました。

酒造りを通じて広く世の中を平和に導こうという願望が込められています。

「天上大風」「心月輪」は良寛自筆の書をそのまま酒名に商標登録しました。

とのこと。因みにこの野本氏は野本恭八郎と申しましてもとは商人だそうですが、長岡で最初の図書館を創設、その図書館の名前も彼の思想に倣って名付けられています。

ラベルもそれに倣うのかなと思いましたが池浦酒造さんみたいですね。ちょっと牧歌的でいい感じのラベルじゃないでしょうか。

新潟市西蒲区:宝山酒造 貴宝寶の山

新年明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願い申し上げます。

さて、2020年最初のブログの物件は宝山酒造さんの「貴宝寶の山」というお酒です。

これを購入したのは12月中旬。神棚のお神酒代わりのお酒を購入しようと通りがかりに立ち寄った原信吉田店で見つけました。

このお酒、私が住んでる界隈のスーパーでは見たことなかったのですが、西蒲区の宝山酒造だし、ラベルに「おやひこ様と」と書かれていることに「あぁお神酒に丁度いいな」なんて思い購入。

で、宝山酒造のウエブサイトでチェックするとまさに!

懐かしき昭和の時代を感じるようなお酒の匂いとウマ辛さに、飲兵衛さんは大絶賛。「これぞ日本酒。」というお声を沢山いただきます。貴宝 寶の山は、越後一宮「弥彦神社」のお神酒として奉納しております。

弥彦神社でご祈祷していただいた際にもらえるお神酒として奉納されていたものと同じだったとは。

一升瓶は不織布で包まれているので嫌でも他のものよりも高級感があるのですが、お値段は一般的なものです。香りはお酒の匂いがきつくないですね。すーっと自然に鼻を通る感じが悪くないです。