Due To Severe Weather….

産経でやっとニュースになったような気がしますが、NYでは今年に入ってから悪天候が続いているようで毎週のように向こうの会社から「今日は会社が休みです」というお知らせのメールが届きます。

ニュース記事ではNY, NJ州で非常事態宣言が発令されたそう。折しも21日の春分の日に東京でも雪が降りましたが、状況はもっと深刻のようです。

というわけで、当然進展状況などわからずじまいです。なかなか前に進まないですね。

Hanes Beefy-T  “Coming to a Macintosh near you.” T-shirt circa 2000

一言でT-shirtsと申しましても年代やブランドでディテールが多岐にわたっています。気に入って購入したブランドだけれどいつの間にか仕様が変わってしまってる、なんて事が何十年も愛用しているとよく遭遇しがちです。

ここではそういった変化・変遷をアーカイヴとして書き留めておきたいと思います。

T-shirtsを扱う商売であり、かつ、市井のT-shirts好きの与太話ですが宜しくお付き合いのほどを。

今回は2001年3月24日にリリースされた、Macの新時代を告げた「OSX」のプロモT-shirtになります。

Hanes Beefy-T  “Coming to a Macintosh near you.” T-shirt Front circa 2000

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adidas “Schlitz Light Marathon” T-shirt circa 1978

一言でT-shirtsと申しましても年代やブランドでディテールが多岐にわたっています。気に入って購入したブランドだけれどいつの間にか仕様が変わってしまってる、なんて事が何十年も愛用しているとよく遭遇しがちです。

ここではそういった変化・変遷をアーカイヴとして書き留めておきたいと思います。

T-shirtsを扱う商売であり、かつ、市井のT-shirts好きの与太話ですが宜しくお付き合いのほどを。

今回の物件は個人的に「アディダスの歴史上で一番カッコいいT-shirt」と思っているものです。正直カジュアルな「T-shirt」というカテゴリーではない物件ではあるのですが。アディダスではこれをサッカーT扱いしてましたし。

adidas “Schlitz Light Marathon” T-shirt Front circa 1978

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hommage Prototype #RA001 4th. T-shirt circa 2018

先日マネージャーからのメールにスペックシートが添付されて来ました。これで問題なかったら承認してそれから本生産前のサンプル製作にとりかかるのですが、20箇所ある寸法をチェックしていくとまたもや「あれ?」と思うところが。

肩幅ですね、今度は。

こちらが送ったサンプルよりも1インチ小さくなってました。正直こちらが用意したサンプルもかなり私にはジャストで「もう1インチ大きくてもいいかなぁ」なんて思っていたので1インチ小さくなっているサイズは承認できるスペックではありません。

ですので「元のサンプルのように1インチ大きくしてほしい」と返事を出しました。

ところが、ニューヨークは悪天候のため会社が臨時で休みになったようでオートリプライでその旨返信されて来ました。

返事くるのは今週の中頃くらいでしょうかねぇ、この調子だと。まだ商品になるには時間がかかりそうです。

Anvil “Maxell – Walk America / March Of Dimes 86” T-shirt circa 1986

一言でT-shirtsと申しましても年代やブランドでディテールが多岐にわたっています。気に入って購入したブランドだけれどいつの間にか仕様が変わってしまってる、なんて事が何十年も愛用しているとよく遭遇しがちです。

ここではそういった変化・変遷をアーカイヴとして書き留めておきたいと思います。

T-shirtsを扱う商売であり、かつ、市井のT-shirts好きの与太話ですが宜しくお付き合いのほどを。

今回は1986年に行われたMarch of Dimesが主催する「Walk America」のイベントT-shirt。

Anvil “Maxell – Walk America / March Of Dimes 86” T-shirt Front circa 1986

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hommage Prototype #RA001 3rd. T-shirt circa 2018

先週言及した紡績機の問題。考えて出した答えが

「だったらワンサイズ小さい数字をあえて使ってみる」 でした。

Lサイズで22”を指定していましたが、私が送ったサンプルは21 3/4”でした。これでやってほしいとお願いしたのですが細かいサイズ指定が出来ないというので22”で決定したのですが、こんな問題が生じたのでMサイズ用に指定していた20”でやってみることに。

きっちりこのサイズで生産できないというデメリットを活かすのはこの方法しかないかな、と思います。

おそらく仕上がりは20.5”~21”で仕上がってくるんじゃないかな、と。この範囲で生産もできるのならば御の字です。

実はHanesのJAPAN FITと呼ばれているT-shirtsの幅は20”ちょっとなんですよね。Lサイズで。

生産先のRoyal Apparelの定番Tは22”で生産されていて「ちょっと広いかな?」なんて思っていたので21”でできるようだったらすごくいいのですが、こればかりは運です。サンプルが出来上がってみないとわかりません。こんな時だけキッチリ20”で出来てきたらちょっと泣きそうです。まぁそれが無理と言われたので運に任せるしかないわけですが。

不思議なのは大量生産している現行モデルはまぁサイズの数字は合っているので同じようなことができると思いがちなんですが、カスタム用は違う紡績機を使うのでしょうか?工場をみてみないとこれはわからない事情ですね、きっと。

ともあれこのアイデアをマネージャーに伝えたらOKが出たので数字上は大丈夫のようです。

ただし、また問題が。

ワンサイズづつ下げて行くとSにはXS用の身幅を使うことになるわけですが、この解釈で行くと単純に2インチダウンでいいじゃないか、なんて思ったのですが

これより下のサイズの生産は出来ない」 だそうです。

XSサイズの展開をしているはずなのですがなんでだろう?

ここで気付いたのは「だからキッズ用には丸胴のT-shirtsがほとんど存在しないのか!?」ということ。真相はまさにここなのでしょうか?

まぁでも正直Sというサイズはあまりメンズには必要ないのかな?なんて思ってはいたので思い切ってM,L,XLの3サイズ展開にするつもりです。タグはすでにSサイズ用も発注しているのですが、それは次回、別の素材で展開するときのための保留在庫としてとっておこうと思います。

これによって、最低生産数での割り振りも変わってくるのでそれを向こうのマネージャーに伝えました。

果たして三度目の正直と行くんでしょうか?

Hanes FIFTY-FIFTY COMBED “ Enumclaw Expedition” T-shirt circa 1981

一言でT-shirtsと申しましても年代やブランドでディテールが多岐にわたっています。気に入って購入したブランドだけれどいつの間にか仕様が変わってしまってる、なんて事が何十年も愛用しているとよく遭遇しがちです。

ここではそういった変化・変遷をアーカイヴとして書き留めておきたいと思います。

T-shirtsを扱う商売であり、かつ、市井のT-shirts好きの与太話ですが宜しくお付き合いのほどを。

今回はHanesの混紡T-shirt、「FIFTY-FIFTY」です。ポリエステル50%、コットン50%の素材で、正直私はあまり持っていません。これはその数少ないストックの中の一着です。

Hanes FIFTY-FIFTY COMBED “ T-shirt Label Artwork circa 1981

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hommage Prototype #RA001 2nd. T-shirt (is still NOT coming yet) circa 2018

一言でT-shirtsと申しましても年代やブランドでディテールが多岐にわたっています。気に入って購入したブランドだけれどいつの間にか仕様が変わってしまってる、なんて事が何十年も愛用しているとよく遭遇しがちです。

ここではそういった変化・変遷をアーカイヴとして書き留めておきたいと思います。

先日マネージャーからメールがありました。セカンドサンプルできました、と。

ただし。

現物はまだ送られてこないのですが、向こうも事前に察してしまったのか、添付写真がありまして、そこには問題の身幅に言及していました。

サンプルは向こうのストックの生地を使っているはずなのですが、紡績機のコントロールがうまくいかずデータの数字通りにどうしても作れないらしいのです。許容範囲というか、いわゆる「余裕」「捨て寸」などと呼ばれるようなまぁ誤差の範囲として認めてね、というのは1/4インチらしいのですが、どうしてもそれを超えてしまうらしいのです。

写真のセカンドサンプルは身幅のサイズが1インチ多い23インチを指してました。

そして紡績機の仕様で身丈の長さはいくらでも指定できるけど幅は無理、と。おおざっぱに2インチとびのサイズ用しか設定できないみたいです。

これはこちらがT-shirtsの基本構造であり重要だと(個人的に)思っている丸胴仕様にこだわっているためです。

ですので向こうからも「どうします?」という問いと、代替案として「2枚仕立てだったら簡単に指定のサイズにできます」と。

なんやかんやで今年の新潟の春のようにまた少し遠ざかってしまいました。

Screen Stars “The Paul McCartney World Tour 1989/90” T-shirt circa 1989

一言でT-shirtsと申しましても年代やブランドでディテールが多岐にわたっています。気に入って購入したブランドだけれどいつの間にか仕様が変わってしまってる、なんて事が何十年も愛用しているとよく遭遇しがちです。

ここではそういった変化・変遷をアーカイヴとして書き留めておきたいと思います。

T-shirtsを扱う商売であり、かつ、市井のT-shirts好きの与太話ですが宜しくお付き合いのほどを。

今回はポールの1989年12月にニューヨークで行われたMadison Square Garden公演の時に購入したツアーT-shirtsのうちの一着です。以前アップしたものとは別のデザインです。確かこの時5着ほど買った覚えがあるのですが全て褪せてしまい処分してしまったので過去に撮った写真を使っています。

Screen Stars Paul McCartney World Tour 1989/90 T-shirt Front circa 1989

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What’s the beauty of Tees? vol.20

一言でT-shirtsと申しましても年代やブランドでディテールが多岐にわたっています。気に入って購入したブランドだけれどいつの間にか仕様が変わってしまってる、なんて事が何十年も愛用しているとよく遭遇しがちです。

そういう意味では昔のテレビ番組を見直すというのも一考かもしれません。

先日ケーブルテレビでTBSチャンネル1という昔のTBS番組を放映しているチャンネルを何気無くみていたら「夜明けの刑事」が!

これ、子供の頃にたまにみていた番組でして(両親が観ていたのを一緒になって横で観ていたという感じ)調べると1974年から1977年に放映されていたんですね。

偶然観ていたその回は石立鉄男が出ていたので1976年8月放映分までで、ゲストに佐野厚子が出ていたのでwiki情報だと第74話(1976年)ということらしいです。

で、ここでは当時の世相を反映したファッションが大まかな参考になったりもするのですが、ゲストで一人T-shirtの男性が。

凝視して観ていたらネックはバインダー、パターンはかなり身体にピタッとしていてどちらかと言えば肌着っぽい。メリヤス肌着かな?という印象でした。

日本ではやっぱり1970年代後半はこういう感じだったのでしょうか?うちの親父も子供の頃の思い出は同じようなT-shirt(というよりはやっぱり肌着)を着ていましたし、1970年代のファッションってピタッとしたT-shirtにベルボトムとかフレアのジーンズという記憶があります。

1960年代にはVAN JACKETがもたらした「IVY ファッション」で日本の男性は飛躍的に身なりがアメリカナイズされていくのですが、T-shirtsまでは気が回らなかったのでしょうか?アメリカではすでに今の原型になるパターンを使ったHanesのT-shirtsなどが出回っているのですが、Hanesが日本の若者に認知されるのは1980年代まで待つことになりそうです。(少なくとも私のような地方在住者にはそうでした)