一言でT-shirtsと申しましても年代やブランドでディテールが多岐にわたっています。気に入って購入したブランドだけれどいつの間にか仕様が変わってしまってる、なんて事が何十年も愛用しているとよく遭遇しがちです。
ここではそういった変化・変遷をアーカイヴとして書き留めておきたいと思います。
T-shirtsを扱う商売であり、かつ、市井のT-shirts好きの与太話ですが宜しくお付き合いのほどを。
今回の物件は2000年7月7〜9日にかけて催されたハーレーダビッドソン愛好家のグループ:H.O.Gの東北ツーリングラリーイベントのT-shirtになります。23年前のイベントになりますが、ほぼ未使用の状態で家から出てきたのでブログにアップしたいと思います。
ハーレーのオーナーがメンバーのH.O.G.。全世界で100万人、日本では約3万5000人がメンバー(サイトに掲載の数字です)の世界最大のメーカー公認ライダーズグループ。私の親父も地元のバイク屋さんと長年懇意にしていたのでハーレーのオーナーであり、H.O.G.のメンバーでした。これはその時参加したイベントT-shirtでしょう。
去年の今頃も確かH.O.G.のイベントT-shirtをブログに公開しましたが、あっちは2001年(この翌年のイベントで北信越のツーリング)、こちらは第二回のツーリングラリーで行き先は東北。
フロントプリントはメダルっぽいモチーフのデザインに
7.8.9. JULY, 2000
H.O.G. TOURING RALLY
TOHOKU
バックプリントは
TOHOKU TOURING RALLY
Akita Yamagata Fukushima 7th~9th, July 2000
東北と銘打っているけれど青森と岩手は行かなかったんだ!と。まぁ二泊三日では東北全部回るのは日程的にハードすぎて無理だろうなぁ、とは思っていましたが。
ボディはFruit of the Loomのヘヴィーコットン。2001年のイベントT-shirtsにも採用されていましたね。
タグはこの時代のものなんですが、親父が首がチクチクするのを嫌がったのか、ケアコンテンツの部分が切り取られています。これで生産国は不明になってしまったのですが、2001年物と比べて触ってみるとこっちのほうが生地が若干柔らかいんです。なので同じメキシコ工場製ではないんじゃないか、と。縫製のリンキングもこっちも方が間隔のある、ちょっと粗の見える作りです。多分アメリカ製?
で、この2000年のタグですが、赤いりんごを中心として左側にあるぶどうの色が薄い緑なんですが、翌年(2001年)のタグを見ると色が濃くなっています。ロットの違いによるものなのか2001年の仕様変更なのかちょっと不明。
その他はこの時代の仕様である、ネックリブのシングルステッチ、丸胴仕様。
100%保証できないのでブログのタグには生産国を入れませんでした。あしからず。
1). 両袖のピーク幅 82.5cm
2). ネック後部からの身丈の長さ 71cm
3). 脇幅 48cm
4). ネックリブの縫い付け部の幅(首周り) 18.5cm
5). 脇の縫製部分の長さ(おおよそです)23cm
6). アームホール(平らにしての採寸)17cm
7). ネックリブ自体の幅 2.5cm
Size: Medium