Nike Sportswear “Circa” Run T-shirt circa 2022

一言でT-shirtsと申しましても年代やブランドでディテールが多岐にわたっています。気に入って購入したブランドだけれどいつの間にか仕様が変わってしまってる、なんて事が何十年も愛用しているとよく遭遇しがちです。

ここではそういった変化・変遷をアーカイヴとして書き留めておきたいと思います。

T-shirtsを扱う商売であり、かつ、市井のT-shirts好きの与太話ですが宜しくお付き合いのほどを。

今回の物件はナイキ。去年販売されていたものでなかなか渋いデザインのプリントT-shirtです。

Nike Sportswear “Circa” Run T-shirt circa 2022 Front

今では販売終了しているのでURL自体存在しませんが、販売当時のナイキの商品説明では

Nikeの偉業をイメージ。

ゆったりとした適度なボリュームのコットンTシャツ。Nikeの初期イノベーションの誕生地とも呼ばれるナイキスポーツ研究所 (NSRL) をイメージしたグラフィックをプリントして、Nikeの過去をアピールしました。 Nikeの過去はとにかくとして、自分の過去、現在、未来を認めよう。

なんて書いてありました。私もこのいかにも1980年代なコンピュータグラフィック&フォントに魅せられて購入。「NIKE SPORTS INTERNATIONAL 1972」とありますがこういう今ではチープにも映るバックプリントのコンピュータグラフィックって1980年代のものだった記憶なんですが。

Nike Sportswear “Circa” Run T-shirt circa 2022 Back

で、近年私、ナイキのT-shirtsのパターンがどうも身体に合わなくてこれを購入するときも躊躇はして数ヶ月悩んだんですが、結果オーライでした。愛用してます。数回着て「こりゃいいや」となり、色違いを購入したくらいに。色違いといえば日本では公式ではこの紺と白(アイボリーかな?)の2色展開でしたが英国のいくつかの店舗ではベースがオレンジのものも含めて3色販売されていました。そっちも買えばよかった…..

コットン100%でおそらく5.6ozクラスの厚み。ネックリブはダブルステッチでネックテープは肩まで通ってます。で、二枚仕立て。生産は前述した通りパキスタン。日本で流通するナイキの製品でパキスタン生産品はソックスくらいしか見たことなかったので「へぇ、珍しいなぁ」と思ったりも。別のカテゴリーのものでは結構あるのかな?

Nike Sportswear “Circa” Run T-shirt ,The Clothing Label Artwork circa 2022

タグレスで「LOOSE FIT」表記。「The Nike Tee」のフォントも変更になってます。ルーズフィットと明記してありますが昨今日本で主流だったオーバーサイジングなものではなく違和感のない、動きやすいシルエットです。日本国内流通品ですのでXLを買ってます。

あと袖とボディの縫製もダブルステッチで、結構私これが苦手なんですがこのT-shirtでは全く問題なく着用しています。

size chart fig.2

1). 両袖のピーク幅 90cm
2). ネック後部からの身丈の長さ 72cm
3). 脇幅 54.5cm
4). ネックリブの縫い付け部の幅(首周り) 17.5cm
5). 脇の縫製部分の長さ(おおよそです)25.5cm
6). アームホール(平らにしての採寸)19cm
7). ネックリブ自体の幅 2.5cm

size: X-Large

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