新潟県産五百川

新潟と言えばお米と酒。すぐに出て来る答えですがその他には?となると「スキー」「温泉」でしょうか?

まぁ他にも色々あるのですが、それが他県の人に認識されていないものもかなりあるんです。

ここではそんな「新潟に来たついでに手に入れられるような」ものをピックアップして紹介したいと思います。

今回の物件は私も初物です。「新潟県産五百川」の新米。

捕獲場所は清水フードセンター。葉月みのりと一緒に並べられて販売されていました。スーパーウオロクで先日アップした葉月みのりを買っていたのでこれを見たときは迷わず購入。聞いたことのない品種だし、8月に新米を名乗るからにはこちらも早生品種ですよね、きっと。

家に帰って早速検索すると

2003年、福島県中通り地域の農家、鈴木清和が、コシヒカリの突然変異種として発見[1]。8年間の育種を経て2010年より品種登録され、福島県中通り地域を中心に作付けが行われている。命名は当地を流れる河川、五百川から。

極早生の品種で、8月下旬には早場米として収穫可能である。草丈が短く、耐倒性に優れているほか、耐冷性にも優れる。食味はコシヒカリのそれを継ぎ、良好である。

福島県を除く東北地方においては、米穀商社の木徳神糧が種苗の供給権を有し、宮城県などでも生産が拡大している[2]。

また、2016年より山梨県においても選択銘柄として登録され、米穀商社の吉字屋穀店を中心に生産拡大に努めている[3]。

2019年山梨県の奨励品種に指定される。同年、長野県・新潟県の産地銘柄に登録予定。

早場米産地の千葉県においては、2012年より二期作の試験栽培とともに作付けを開始。2016年に選択銘柄に登録され関東一番の極早生米として作付面積が拡大している。また、千葉県での種苗供給権をちから米穀が有し五百川の普及、生産拡大に努めている。

とのこと。

オリジナルはコシヒカリだけど早生品種。すごいな、そりゃ。ルーツは福島県だそうですが、色々ネットで見ると関東地区までその勢力を広げている模様。で、ここにきてついに?新潟県内で生育させた、と。

食べてみたのですが、確かにコシヒカリ慣れしてる口には違和感もなく、美味しくいただけます。炊きあがりの甘みもあるし。

ただ、まだ収穫量が絶対的に少ないのか、一度店頭に並んでからはそれ以降見ていないんです。葉月みのりと共に消えてしまいました。ということで興味のある方は是非来年のお盆明けにスーパーを徘徊してチェックしてみてください。手に入るかも。