一言でT-shirtsと申しましても年代やブランドでディテールが多岐にわたっています。気に入って購入したブランドだけれどいつの間にか仕様が変わってしまってる、なんて事が何十年も愛用しているとよく遭遇しがちです。
ここではそういった変化・変遷をアーカイヴとして書き留めておきたいと思います。
T-shirtsを扱う商売であり、かつ、市井のT-shirts好きの与太話ですが宜しくお付き合いのほどを。
今回の物件は実家から発掘された写真のアーカイヴから1995年に購入したMartin GuitarsのオフィシャルT-shirtになります。1833 SHOPという、Martinの販売部門?にメールオーダーしたのかな?ギターはGruhn Guitarsで購入していたのでこういったグッズや、ペグなどのオフィシャルのパーツなどを購入していました。
今でもそうですが、個人的にド派手な大きめのプリントのものは苦手でして、普通に着れるものが好きな私にはこういったものが有難い物件です。いかにも「ギター好き」というものでもないし。こういうカレッジタイプのデザインはそういう意味でも使い勝手のいいデザインだと思います。
中央にはMartin Guitarsを持っている人なら誰でもわかるヘッドストックのロゴが意匠。
ボディはこの当時、Martinのグッズによく使われていたRussell Athletic社製。以前アップしたものもそうでしたね。
1902年創業の名門ブランドですが、2007年にはFruit Of The Loomに合併されて傘下ブランドになっています。丸胴仕様で、タグを拡大して見たら「MADE IN U.S.A.」の表記が確認できます。素材は基本的にはコットン100%ものですが、こういった霜降りのグレーはポリエステル混紡が多いのでこれもそうなのかもしれません。ネックリブはバインダースタイルでしょうか?この辺りはすいません、よく覚えていません。意外と薄手の素材だなぁというのはよく覚えているのですが。
タグは「Eagle R」と呼ばれる、ラッセルのタグでは一番お馴染みのもの。
で、1990年代は大きめのゆったりしたT-shirtsを着るのが一般的だったので私もこれはXLを購入しています。