一言でT-shirtsと申しましても年代やブランドでディテールが多岐にわたっています。気に入って購入したブランドだけれどいつの間にか仕様が変わってしまってる、なんて事が何十年も愛用しているとよく遭遇しがちです。
ここではそういった変化・変遷をアーカイヴとして書き留めておきたいと思います。
T-shirtsを扱う商売であり、かつ、市井のT-shirts好きの与太話ですが宜しくお付き合いのほどを。
怒涛のリリースラッシュでした。今回の物件は2020年がリリースから25年になるブリットポップバンド: oasisの大名盤「Morning Glory?」がヴァイナルでリイシューされたのに関連した商品になります。
オフィシャルサイトで2020年9月にアルバムに関連したグッズのリリースもアナウンスされたのですが(予約開始で販売は10月から)、それらでおしまいと思ったら10月に入って更に追加投入されたアイテムの一つがこれ。シンプルなデザインで「これいいな」と一目で購入決定。Morning Glory関連で出たはずなのにこのテのT-shirtsでは”Live Forever” “Rock “N” Roll Star” “Cigarettes & Alcohol”なども同時リリースされてました。
フロントプリントは左胸にoasisのデッカロゴ。
バックにWonderwallの歌詞の一部がプリントされています。
Maybe
you’re
gonna be
the one
that
saves me
#MorningGlory25
その下にこのプロモーションとなるハッシュタグが。
ボディに使われているのは英国のアパレルブランド(と言っても日本ではあまり認知度は高くないと思いますが)Continental Clothing社製。去年のブログではoasisの1995-1996年ツアーのレプリカTをアップした際に同じContinental Clothingのこれまた同じモデルナンバーN03のT-shirtが使われていますので詳細はそちらに書いてあります。
ネックリブはダブルステッチ仕様、二枚仕立て、100%コットン、バングラデシュ生産ですが、パッと見のシルエットはHanesのBeefy-Tにちょっと似てますね。面白いのが袖口の処理。一般的なのはステッチ仕様なんですが、これはリンキング処理されてます。記憶が間違っていなければ昔のヘルスニットのヘンリーTも袖口はこういった処理をしていたような….
ともあれ、英国のバンドが英国のブランドを使ってるというようなスタンスは大いに賛同できます。数年前のoasisのイベントTはGILDANでしたから好事家からしたら珍しいものに出会えて嬉しいですね。
因みに明日=10月30日はこの「Wonderwall」のシングルが英国で発売された日(1995年10月30日)とのこと。もう26年前になるんですね。この頃のoasisのアルバム、シングルのアートワークも素晴らしいものが沢山あって、ヒプノシスとはテイストが違いますが「流石英国」と賛辞を惜しみません。(まぁ「Stand By Me」のシングルで統一教会の合同結婚式の写真を使ったのはアレでしたけど)
ともあれ、時の速さが信じられません。CDを延々と繰り返し聴いていたあの頃がついこの間のようです。
余談ですが2021年8月29日にオンエアされた「ゴッドタン」のケンカ仲直り王選手権でかが屋が出ていましたが、なんとヤラセ喧嘩の途中で「Wonderwall」を弾き始めて思わず大笑い。26年前の曲を地上波で聞くとは。できたら「メイベ〜」のところまで歌って欲しかった(笑)。
1). 両袖のピーク幅 84cm
2). ネック後部からの身丈の長さ 70cm
3). 脇幅 52.5cm
4). ネックリブの縫い付け部の幅(首周り) 20cm
5). 脇の縫製部分の長さ(おおよそです)26.5cm
6). アームホール(平らにしての採寸)16.5cm
7). ネックリブ自体の幅 2cm
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