新潟と言えばお米と酒。すぐに出て来る答えですがその他には?となると「スキー」「温泉」でしょうか?
まぁ他にも色々あるのですが、それが他県の人に認識されていないものもかなりあるんです。
ここではそんな「新潟に来たついでに手に入れられるような」ものをピックアップして紹介したいと思います。
今回の物件は「あま酒」。冬になると特に愛飲してしまうのですが、「新潟のあま酒」と言えば私のイメージはこの三崎屋醸造さんの赤いパッケージでした。ってか、手軽にスーパーで買えるようなあま酒はこれしかなかったような。
蔵元までは子供の頃は気にしていなかったのですが、長岡市(旧:栃尾市)にある蔵元です。
ここの記事によると新潟県内で初めてあま酒を生産販売したのがここだったそうな。それが昭和30年代。以来(多分)パッケージデザインは変更されていないようです。
ただ、私が最近これを手に取った理由は「あれ?パックじゃなくて確か針金のようなひも(←”ビニタイ”というらしいです)だったような?しかもなんか細長くなってるし」と不思議だったこと。
そして理由は判然としませんがここ最近この商品を下越地方の大手スーパーでは見かけなくなったんです。
地元の商品を押しのけて県外メーカーのあま酒が席巻しているのです。
そんな中、これは長岡市内のスーパー原信で見つけたので購入しました。地元:長岡だとやっぱり入手しやすいのでしょうか?
私が子供の頃はこの米麹で作られたあま酒よりも酒粕から作るあま酒のほうが一般的でして、なので子供がたくさん飲むと酔うぞ、みたいなことを言われていたのですが、酔ううんぬんよりも味に癖がありましたね。
なので米麹のあま酒、ほんと、飲みやすいです。これは砂糖も入っているのでほのかに甘さも口に広がって優しい味わいにほっこりします。