一言でT-shirtsと申しましても年代やブランドでディテールが多岐にわたっています。気に入って購入したブランドだけれどいつの間にか仕様が変わってしまってる、なんて事が何十年も愛用しているとよく遭遇しがちです。
ここではそういった変化・変遷をアーカイヴとして書き留めておきたいと思います。
T-shirtsを扱う商売であり、かつ、市井のT-shirts好きの与太話ですが宜しくお付き合いのほどを。
今回の物件は毎年Apple社内で行われている「Corporate Games」と称するイベントの、スタッフが着用していたT-shirtになります。過去にも2000年初頭の素晴らしいデザインのT-shirtをブログにアップしていますが、今までは文字が多くを占めていたのがこの2004年はロゴ?が使われています。
2000年のものから2005年までかな?我が家にあるのは。この2004年モデルがその最後になります。多分。
フロント左胸にそれがわかるように「 Staff」とプリントされています。フォントはMyriad系に移行していますがまだちょっと太いフォントが使われています。
バックプリントはオリジナルデザインでその中に
2004
Apple
Corporate
Games
これを入手した時から既にこんな感じでプリントが褪せていたのですが、ダメージ?それとも単にプリントの乗りが悪かったのでしょうか?Beefy-Tらしくないとも思ったりして。
ここではいつものMyriad系フォントが使われていませんね。でも翌年(2005年)の同じイベントのT-shirtで使われていました。「G」に特徴があってそうじゃないか、と。
ボディに使われているのはHanesのBeefy-T。21世紀仕様のダブルステッチのネックリブ、6.1oz 100%コットン。タグはHanesロゴがボールドフォントから柔らかいものへ。
ケアコンテンツは
100% PRESHRUNK COTTON
MADE IN MEXICO
ADULT M (38-40) /M/M
個人的な感想なんですが、この時代から2007年くらいまでのBeefy-Tの濃い色合いのT-shirtsってすぐ褪せるイメージが。これもそう。サイズがMということもあってヘビーローテーションで着ていたわけでもないんですがこの通り。そして2021年には既に白んで処分しています。
1). 両袖のピーク幅 78.5cm
2). ネック後部からの身丈の長さ 69cm
3). 脇幅 49cm
4). ネックリブの縫い付け部の幅(首周り) 20cm
5). 脇の縫製部分の長さ(おおよそです)23cm
6). アームホール(平らにしての採寸)18cm
7). ネックリブ自体の幅 2.5cm
SIZE: Medium