一言でT-shirtsと申しましても年代やブランドでディテールが多岐にわたっています。気に入って購入したブランドだけれどいつの間にか仕様が変わってしまってる、なんて事が何十年も愛用しているとよく遭遇しがちです。
ここではそういった変化・変遷をアーカイヴとして書き留めておきたいと思います。
T-shirtsを扱う商売であり、かつ、市井のT-shirts好きの与太話ですが宜しくお付き合いのほどを。
今回の物件は私もすっかり忘れていました、Appleがクパチーノのオフィス内にあるストア:The Company Storeで販売していたロンパースになります。
先日Macの中にある不要なファイルなどを削除しようとチェックしてたら出てきた写真。撮影が2009年初頭でしたので購入時期はおそらく2008年かと。
素材は5〜5.5ozクラスのコットン素材。乳児に着せるにはちょっと厚手かなぁ、と日本人は思うのでは?コットンジャージーみたいな柔らかい素材でないところがまぁ海外製とも言えます。
この時期まではCompany Storeのキッズ用などのT-shirtsはRabbit Skinsがボディに使われていましたがこれもそう。シングルのネックリブ。ネックテープがなくてリブに直接タグが一緒に縫い付けられています。
タグはサテンで「耳付き」と呼ばれる両側にほつれないよう熱処理されています。
MADE IN COSTA RICA
100% COTTON
12 MONTH
興味を引くのはこの時期までは見慣れていたCompany Storeの商品タグが付いている状態での撮影ってことかと。実際訪れた方は見覚えがあるでしょうが、なかなか行ける場所ではないし(基本レンタカーか、最寄りの駅からタクシーで向かうしか方法がありません)、おかげでプロダクトナンバーも値段もはっきりしてます。
ただ、これ、子供が着ていた記憶がありません。日本で一般的なロンパースは肩部分にスナップボタンが付いていて頭の出し入れが容易になっているのがデフォルトなんですが、こちらはそうではありません。着せるのにちょっと難儀な思いをしたのでかみさんが嫌がったのでしょう。そこは同意します。
因みにトドラーサイズも購入していまして、そちらは既にブログにアップしてます。やはり同じRabbit Skinsが使われていました。こちらは娘から息子へと着続けてくれました。