PRIMARK “TOKYO 1898” T-shirt circa 2018

一言でT-shirtsと申しましても年代やブランドでディテールが多岐にわたっています。気に入って購入したブランドだけれどいつの間にか仕様が変わってしまってる、なんて事が何十年も愛用しているとよく遭遇しがちです。

ここではそういった変化・変遷をアーカイヴとして書き留めておきたいと思います。

T-shirtsを扱う商売であり、かつ、市井のT-shirts好きの与太話ですが宜しくお付き合いのほどを。

今回の物件は2018年12月に訪英した際に購入したT-shirtになります。

既にベーシックなPRIMARKのT-shirtsはアップしていますが、今回のは「プリント物で混紡素材」という条件で選んだものです。

PRIMARK “TOKYO 1898” T-shirt circa 2018

PRIMARKとはアイルランドに本社がある英国一のファストファッションショップであり、世界中に370以上の店舗があります。20年ほど前に私がたまにお店をチェックしていた頃はベーシックなカジュアルウエアを安い価格設定で販売してるなぁ、という印象だったのですが、それよりもお店のとっちらかりっぷりが圧巻で、そこにカルチャーショックというか、ある種の怖さを感じました。閉店時間あたりにお店に入るととにかく商品が投げ捨てられているような状態。まぁ海外では割と見る光景だとしてもここはちょっと「ひどかった」。住んでるエリアの治安状態もあったのかもしれませんが。

あ、でもこれを購入したのはそのファーストインプレッションから18年も経ってるし、場所は目抜き通りのMarble Archにほど近いOxford Street West店だったんですが、やっぱり同じように散乱してたからもうピンポイントの場所は関係ないのかも。

それはさておき。

観光客やらたくさんのお客さんがいるお店で「TOKYO 1898 JAPAN」とフロッキープリントされたものをワゴンで見つけて購入。お値段は£5.00!

仕様としてはネックや肩などはシングルステッチ、2枚仕立て、60%コットン、40%ポリエステル、ネックテープはプリントに合わせたのか赤いコットン素材が使われています。ただし、肩までは使われていなくてあくまで首裏の部分だけ。肩はPVCかプラっぽいものが補強として使われていますね。

そこにヨーロッパではお約束なのかボディと同素材のループパーツがネックテープの下に縫い付けられています。

もう少し早くアップしようと思っていたのですが、この「1898」ってそもそも何なんだ?というのが気にかかって色々調べたのですが結局答えがわからずにここにきて公開しました。PRIMARKのサイトにもこのプリントの意味とかは一切言及していませんでしたし。そもそもアイルランド(そして英国)と関わりのある年号なのか?と思っていたのが間違いだったのかも。

size chart fig.2

1). 両袖のピーク幅 78.5cm
2). ネック後部からの身丈の長さ 71.5cm
3). 脇幅 55.5cm
4). ネックリブの縫い付け部の幅(首周り) 18.5cm
5). 脇の縫製部分の長さ(おおよそです)24.5cm
6). アームホール(平らにしての採寸)19cm
7). ネックリブ自体の幅 1.5cm

SIZE: LARGE

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