一言でT-shirtsと申しましても年代やブランドでディテールが多岐にわたっています。気に入って購入したブランドだけれどいつの間にか仕様が変わってしまってる、なんて事が何十年も愛用しているとよく遭遇しがちです。
ここではそういった変化・変遷をアーカイヴとして書き留めておきたいと思います。
T-shirtsを扱う商売であり、かつ、市井のT-shirts好きの与太話ですが宜しくお付き合いのほどを。
今回の物件は2005年にアップルストアでGenius Barとは違う、「The Studio」と名付けられた顧客サービスカウンターのスタッフが着用していたT-shirtsになります。
日本国内で目を向ければPC WATCHの2005年12月2日の記事(アップルストア天神のマスコミ向け公開)にそのものズバリの写真が掲載されています。スタッフが着ているのがまさにこれ。
ボディはアメリカンアパレル社製で、グレイベースのT-shirtにネックリブと袖が黒。アメリカンアパレルのリンガーTにはネックリブだけ別カラーというタイプもありましたが、こちらは一般的に「リンガーT」と呼ばれているタイプのもの。
ただ、よく見ると、袖口がリブのせいで絞った感じになっているので無地Tにリブを後付けしたのかなぁ、と。
タグはこの時代に流通していた、ブロックが9個配置されていたロゴ&上部に横書きで「American Apparel」の文字。もちろん、made in USAです。縫製はそのほとんどがシングルステッチで、ゴツさを感じさせない私の好きなタイプです。
フロントには胸部中心にMyriadフォントで「Creative」。
そして左袖に「The Studio」のロゴ。
新型コロナウイルスの影響で#StayHomeな中、写真整理をしていたら見つけたもので、海外からの郵便物もなかなか今までのように届かない状況なのでしばらくはお蔵出しになりそうです。