一言でT-shirtsと申しましても年代やブランドでディテールが多岐にわたっています。気に入って購入したブランドだけれどいつの間にか仕様が変わってしまってる、なんて事が何十年も愛用しているとよく遭遇しがちです。
ここではそういった変化・変遷をアーカイヴとして書き留めておきたいと思います。
T-shirtsを扱う商売であり、かつ、市井のT-shirts好きの与太話ですが宜しくお付き合いのほどを。
今回は2006年6月から始まったアップルストアのストアスタッフT-shirts。
私がこれを初めて目にしたのはネット経由で2006年6月24日にオープンしたApple Store Sapporoのグランドオープニングの写真でした。ただし、この時は日本独自だったのか、スタッフT-shirtsはグレー地でしたが。そんな札幌店も10年後の2016年2月26日には閉店してしまいましたが。
このT-shirtsはコピーが沢山あって私が調べたものでも10種類。ネットで見つけた写真などではまだ他にもあるのですが、下記のリストは私が実際にこの目で見たT-shirtsだけというリストになってます。
1)We can help you do it all.
2) I can help you get an iLife.
3) I can help iPod your life.
4) I can help you blog your life story.
5) I can help you make a podcast worth talking about.
6) I can make it simple to switch.
6) I can make it simple to switch.(オレンジバージョンも存在するようです)
7) I can make your iPod sing.
8) I can teach you the ABCs of AACs, JPGs, and USBs.
9)I can help you go from shutterbug to photocaster.
10). I can get you out of a fix.
更にスタッフのカテゴリーでも実は細分化されていて、今回のPhotocaster(9番)には左袖に「Creative」とプリントされています。
このコピーはiLifeで言えばiPhotoに関するコピーと思われます。iPhotoも愛用者多かったのに開発停止して今では「写真」.appだもんなぁ。私、まだこのアプリ使っていないんですよね。iPhotoからスイッチした知人は使いやすくていいと言ってましたけど。
個人的な嗜好になるのですが、私はApertureを未だに使ってまして、なぜかと申せば基本的にJPEG+RAWで撮ることが多く、Apertureでは「スタック」という機能で同じ写真(でJPEG+RAW)を一枚に表示できるので。これだと写真を探すのに単純に1/2の量を見るだけで済むので。新しいOSになっていよいよApertureをサポートしなくなったら「写真」.appに移行しようと思ってます。
T-shirtに話を戻して。
バックプリントは
The Apple Store
included with every Mac.
これは当時(2006年)使われていたストアのスローガンでした。
下地になるT-shirtsは全てアメリカンアパレル社製のダークグリーンの「FOREST」と呼ばれる色が使われています。いい色です。
しかもこれ、タグが旧タグ。9つの黒い正方形が並んでいるのが特徴で、上部に「American Apparel」、ブロックを挟んで下には「STANDARD AMERICAN」。
ケアコンテンツタグがもう一枚付いているのはこの時から現在まで変わっていませんが、2016年ものとは違い、3カ国表記のみ。裏には共通と思われるケアコンテンツのアイコンがレイアウトされています。
素材はもちろん、Fine Jersey Combed Cotton 100%。ただ、この頃のもの特有なのか若干丈が長い気がします。個体差なのか意図的にディテールの調整をしたのかどっちなんでしょう?
1). 両袖のピーク幅 85.5cm
2). ネック後部からの身丈の長さ 73.5cm
3). 脇幅 52.5cm
4). ネックリブの縫い付け部の幅(首周り) 18cm
5). 脇の縫製部分の長さ(おおよそです)25cm
6). アームホール(平らにしての採寸)17cm
7). ネックリブ自体の幅 2cm
size: LARGE