Nike Dri-Fit T-shirt circa 2005

一言でT-shirtsと申しましても年代やブランドでディテールが多岐にわたっています。気に入って購入したブランドだけれどいつの間にか仕様が変わってしまってる、なんて事が何十年も愛用しているとよく遭遇しがちです。

ここではそういった変化・変遷をアーカイヴとして書き留めておきたいと思います。

T-shirtsを扱う商売であり、かつ、市井のT-shirts好きの与太話ですが宜しくお付き合いのほどを。

今回の物件はNikeのDri-Fit。ここのブログでも個人的嗜好から度々出てくるT-shirtsであります。

Nike Dri-Fit T-shirt circa 2005

その中でも今回のは多くを中国製に移行した初年度のプロダクト。この前の年のプロダクトまではマレーシア製でして、着心地も嫌いではなかったので数枚購入していたのですが、ここから体感的にですが変化があったような気がします。

まだDri-Fit Knitなどのランニング専用モデルなどは販売されておらず、ここまではフロントにNIKEロゴを様々なパターンでプリントされているものが多かったのですが、これはデカナイキロゴ。

ネックリブはダブルステッチ、二枚仕立て、そして一貫してタグレスになってます。

素材構成はコットン60%、ポリエステル40%。

Nike Dri-Fit T-shirt Faded Tagless Artwork circa 2005

何故か2010年頃までに購入してたDri-Fitでこれだけ残っていました。なんでだろ?他の気に入っていたT-shirtsは着古してとっくに処分してしまってたのに。

このT-shirtはネックがすぐにくたびれてきた記憶が。ちょっとみっともないので他のに比べて着なかったから残っていたのかなぁ?

NIKE Red Label

記憶が定かではありませんが、この前年モデルにはついていなかったと思われるサイドの赤のNIKEタグ。

個人的にはあまり必要の無いポイントです。

10年以上保管していましたが色褪せたりしてきたのでそろそろこれも処分です。

最後に2001年にNIKEがアナウンスしていたプレスリリースを下に引用します。

2001/3/15
ナイキ「ドライFIT」採用アパレルを拡充
ナイキジャパンは、革新的アパレル素材「ドライFIT」を使用したラインナップを拡充する。高機能ファブリック「ドライFIT」は、マイクロファイバーが毛細管現象と同様の原理で、水分を吸い取り素早く発散させるため、吸汗性、速乾性を実現。常に快適な状態を保ち、体温低下を引き起こすエネルギーの浪費を防ぐ。野球のアンダーウエア、テニス、バスケットボール、サッカー、ランニング用のアパレル、あらゆるスポーツに対応するテックトレーニング、ウィメンズ ワークアウト用のトータル コンディショニングなどのカテゴリーに採用。カラーも豊富。

size chart fig.2

1). 両袖のピーク幅 88cm
2). ネック後部からの身丈の長さ 65cm
3). 脇幅 53cm
4). ネックリブの縫い付け部の幅(首周り) 19cm
5). 脇の縫製部分の長さ(おおよそです)21.5cm
6). アームホール(平らにしての採寸)18.5cm
7). ネックリブ自体の幅 2cm

size: LARGE

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