一言でT-shirtsと申しましても年代やブランドでディテールが多岐にわたっています。気に入って購入したブランドだけれどいつの間にか仕様が変わってしまってる、なんて事が何十年も愛用しているとよく遭遇しがちです。
ここではそういった変化・変遷をアーカイヴとして書き留めておきたいと思います。
T-shirtsを扱う商売であり、かつ、市井のT-shirts好きの与太話ですが宜しくお付き合いのほどを。
今回の物件は2007年12月7日、11年前の今日、マンハッタンでは3店目となる「West 14th St.」のオープニングT-shirtです。ただ、最初に申し上げておきますがこれが恒例のオープニングに配布されたT-shirtかというのはちと疑問。私が直接並んで手に入れたわけではない物件でして、更にサイズがM。通常配布されるT-shirtsはずっとXLが慣例みたいになってたので色々とひっかかるわけで。
ただ、配布されたT-shirtsはやはりこれと同じデザインなんですよね。この時期にはすでに全世界共通デザインではなくなってご当地を意識した意匠を取り入れたデザインになっています。
これはニューヨークの地下鉄の表示がデザイン元になっていますね。
推測ですがストアスタッフ着用分だったのかなぁ、と。ちなみにコンシェルジュはブルーT-shirtsだったようですが。
ボディにはこの時期デフォルトだったアメリカンアパレル社製のcombed cotton 100%のT-shirtが採用されています。
タグは「standard American American Apparel」というシンプルな時代のもの。ケアコンテンツには日本語表記の「アメリカンアパレルジャパン 03-5467-3213」も明記されています。もちろん、看板に偽り無しの「made in usa」プロダクトでした。
バックプリントは
Apple Store, West 14th Street
12.07.07
開店した時期が12月ということもあってか実はスタッフT-shirtsにはこれと同じデザイン素材の長袖T-shirtsも存在が確認されています。
1). 両袖のピーク幅 81cm
2). ネック後部からの身丈の長さ 71cm
3). 脇幅 47cm
4). ネックリブの縫い付け部の幅(首周り) 17.5cm
5). 脇の縫製部分の長さ(おおよそです)24cm
6). アームホール(平らにしての採寸)16.5cm
7). ネックリブ自体の幅 2cm
size: MEDIUM