Hanes Beefy-T  “Introducing Mac OS X Leopard” T-shirt circa 2007

一言でT-shirtsと申しましても年代やブランドでディテールが多岐にわたっています。気に入って購入したブランドだけれどいつの間にか仕様が変わってしまってる、なんて事が何十年も愛用しているとよく遭遇しがちです。

ここではそういった変化・変遷をアーカイヴとして書き留めておきたいと思います。

T-shirtsを扱う商売であり、かつ、市井のT-shirts好きの与太話ですが宜しくお付き合いのほどを。

今回の物件は2007年10月26日にリリースされたMac OSX 10.5 “Leopard” のプロモT-shirtです。

Hanes Beefy-T  “Introducing Mac OS X Leopard” T-shirt Front circa 2007

OSX 10.5はPowerPCプロセッサーで動く最後のOSXになります。って言っても若い人達は知らないですかね。

今はもうプロセッサーがどうだのとあんまり話題にならなくなりましたもんね。

因みに私が未だに処分できないでいるPowerBook G4 12”は名前からお察しのようにPowerPC G4プロセッサーなのでこのレパードが動いています。先日使う機会があったので久しぶりに起動してみましたが、うーん、動きがもっさりしている……そう考えると今のOSX、軽くなったよなぁ、と思ったりも。

余談ですがこのOSX、当初は2007年4月リリースというアナウンスだったのがiPhoneのリリースが最優先事項になってしまい、開発が遅れて10月になってます。この当時はスマホなんてなく、Macが自分の生活では重要部分を占めていたので「なんでiPhoneのせいで遅れるんだ」と多少憤慨した思い出が。

フロントプリントはお約束の「X」の文字。その後ろの宇宙っぽい意匠はこのバージョンから組み込まれたTime Machineを示唆しているのでしょうか。あの過去に戻っていく感覚、すごくカッコいいと思うのですがSierraではこのエフェクトが廃止されデスクトップピクチャーの色合いをそのまま使うというマナーに変更されています。寂しい….

Hanes Beefy-T  “Introducing Mac OS X Leopard” T-shirt Back circa 2007

バックプリントは首裏に


Add a new Mac to your Mac.
Introducing Mac OS X Leopard

使われているT-shirtはHanes Beefy-T。ブルアイコンタグです。ラベル全体を占める黒色がかなり薄くなってます。

このブルタグ、最初の数年間はタグのクオリティがあんまり一定でなかったような気がします。

縫製はこの時期にはスタンダードなダブルステッチ仕様。

Hanes Beefy-T “Bull” Clothing Label circa 2007

そんなBeefy-Tの生産国はハイチ。

見えるコンテンツタグの部分には

100% PRESHRUNK COTTON
MADE IN HAITI
M (38-40)

リリースから丁度11年の今日アップしてみました。

size chart fig.2

1). 両袖のピーク幅 80cm
2). ネック後部からの身丈の長さ 67cm
3). 脇幅 47cm
4). ネックリブの縫い付け部の幅(首周り) 17.5cm
5). 脇の縫製部分の長さ(おおよそです)25cm
6). アームホール(平らにしての採寸)18.5cm
7). ネックリブ自体の幅 2cm

size: MEDIUM

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