American Apparel  “No pain, all gain.” OnetoOne Staff T-shirt circa 2007

一言でT-shirtsと申しましても年代やブランドでディテールが多岐にわたっています。気に入って購入したブランドだけれどいつの間にか仕様が変わってしまってる、なんて事が何十年も愛用しているとよく遭遇しがちです。

ここではそういった変化・変遷をアーカイヴとして書き留めておきたいと思います。

T-shirtsを扱う商売であり、かつ、市井のT-shirts好きの与太話ですが宜しくお付き合いのほどを。

今回はすでにサービスが停止してしまったアップルストアの「One to One」用にスタッフが着用していたT-shirtになります。

American Apparel  “No pain, all gain.” OnetoOne Staff T-shirt circa 2007

簡単に説明するとOne to Oneとは文字どおり対面式でMacやアプリの使い方を教えてくれるアップルストアの有料トレーニングセッションでした。スタートはこのT-shirtでわかるように2007年。フロントのコピーはそのレッスンに対する最も効果的なコピーと言えます。

ただ、この有料サービスは2015年9月28日で全世界のストアで終了、その後は無料のワークショップなどで教えていきますよ、という方向に。

丁度3年前の今日ということもあってのアップになります。

価格設定も年間¥9800(税別)と家庭教師と思えばかなりお得な設定なんですが、いかんせん、受講する場所はアップルストア。これが結局つまづいた要因なのかも。

私のように新潟在住ではまず新潟にストアがなく、最寄りの行ける場所は銀座ですから。単純に人口からすれば首都圏のほうが圧倒的にMacユーザーが多く、わからなくても知人の一人や二人はMacを使っているはずですが、地方ではなかなか聞こうにも知人も遠いとか色々あるわけで。潜在的な需要は地方の方があるだろうけれどストアを作るまでは….というところだったんでしょう。

まぁでもAppleの推し方は「iPhoneが最優先でMacが二の次」みたいな扱いに見えますからこれからこういったサービスを改めて展開はしないような気もします。

さて。T-shirtはAmerican Apparel社製。この時期は安定してここのT-shirtsを採用していますね。

素材は100%combed cotton。いつもの定番モデルが使われています。

因みにバックプリントは

One to One
Personal training at the Apple Store.

American Apparel  “No pain, all gain.” OnetoOne Staff T-shirt Back circa 2007

ただ、「あれ?」と思ったのが、これ、タグに日本語表記がないんです。アメリカ国内のアップルストアスタッフ用のT-shirtとは言え、2007年になるとAmerican Apparelも世界中にお店を出して、そのためケアコンテンツも何ヶ国語も併記されているパターンになっているのですが。

ちょっと不思議ですね。

American Apparel Tag Artwork circa 2007

今回写真を撮る際にアングルを変えていますが、これはカメラのセンサーが通常のアングルだとネイビーの生地を黒にしてしまうためこのアングル(これだときちんと再現してくれたため)になりました。ご了承ください。

size chart fig.2

1). 両袖のピーク幅 85.5cm
2). ネック後部からの身丈の長さ 72cm
3). 脇幅 50cm
4). ネックリブの縫い付け部の幅(首周り) 17cm
5). 脇の縫製部分の長さ(おおよそです)24.5cm
6). アームホール(平らにしての採寸)17cm
7). ネックリブ自体の幅 2cm

size: Large

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