Anvil  “MacOSX 10.2 Jaguar” Promotion T-shirt circa 2002

一言でT-shirtsと申しましても年代やブランドでディテールが多岐にわたっています。気に入って購入したブランドだけれどいつの間にか仕様が変わってしまってる、なんて事が何十年も愛用しているとよく遭遇しがちです。

ここではそういった変化・変遷をアーカイヴとして書き留めておきたいと思います。

T-shirtsを扱う商売であり、かつ、市井のT-shirts好きの与太話ですが宜しくお付き合いのほどを。

OSXの二度目のメジャーアップデートバージョンであるコードネーム:ジャガーことOSX 10.2。ちなみにOSX10.1のコードネームは「PUMA」。10.0がもっさりして使い物にならないと散々の批判を受けてとにかく「動きを速くする」ことからこういったコードネームになったらしいです。

ジャガーのリリースはワールドワイドリリースで2002年の8月24日。¥14800円(税込み15540円)でした。

丁度16年前の今日ですね。

Anvil  “MacOSX 10.2 Jaguar” Promotion T-shirt Front circa 2002

あとで知ったのですがこのT-shirts、ヨドバシやソフマップでOSを買った人にはもれなくプレゼントしていたそうですね。が、本家アップルストアは「抽選でプレゼント」と言う告知がありました。

で、運よく当選して送られてきたのがこれ。

フロントに黒で マーク。これ、かなり印刷のインクののりが厚いです。16年経っていますが未だにクラックも起きず、褪せてもいません。バックプリントはかなり褪せてるだけに余計その差に驚き

Anvil  “MacOSX 10.2 Jaguar” Promotion T-shirt Back circa 2002

バックにはジャガー模様のXの文字。下には「Introducing Mac OS X Version 10.2」。ここからMyriad系フォントを使い始めたんですよね。10.1の無料配布ディスクのパッケージはまだApple Garamondでしたし。

余談ですが全く同じデザインでコピーが違う(確か日付入りだったような)T-shirtも存在します。そちらはどんな経緯で配布されたのかは謎ですが。

で、送られてくるまでHanesだとばかり思っていたのにまさかのanvil。

Anvil Clothing Label Artwork circa 2002

タグ表記は

PRE-SHRUNK 100% COTTON/COTON
FABRIC MADE IN U.S.A.
ASSEMBLED IN HONDURAS

ANVIL KNITWEAR INC.
228 EAST 45TH, NY. NY 10017

ネックリブ、肩などダブルステッチ仕様。この時期のBeefy-Tと同じような素材で適度なゴワつきが好きで今でも愛用したりします。

今ではMacのOSもApp Store経由で無料でダウンロード&インストールという手順になってしまったためかおおっぴらにプロモーションすることもなくなり、こういったプロモーション用のT-shirtsもめっきり見なくなりました。ちょっと寂しいですね。

size chart fig.2

1). 両袖のピーク幅 91cm
2). ネック後部からの身丈の長さ 74cm
3). 脇幅 52.5cm
4). ネックリブの縫い付け部の幅(首周り) 20.5cm
5). 脇の縫製部分の長さ(おおよそです)24.5cm
6). アームホール(平らにしての採寸)19.5cm
7). ネックリブ自体の幅 2.5cm

SIZE: LARGE

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