GILDAN ULTRA COTTON  “Corporate Games 2005” T-shirt circa 2005

一言でT-shirtsと申しましても年代やブランドでディテールが多岐にわたっています。気に入って購入したブランドだけれどいつの間にか仕様が変わってしまってる、なんて事が何十年も愛用しているとよく遭遇しがちです。

ここではそういった変化・変遷をアーカイヴとして書き留めておきたいと思います。

T-shirtsを扱う商売であり、かつ、市井のT-shirts好きの与太話ですが宜しくお付き合いのほどを。

今回はアップルの社を挙げてのイベントである「corporate games」の2005年に使われたT-shirtです。

GILDAN ULTRA COTTON  “Corporate Games 2005” T-shirt Front circa 2005

このブログでも2000年のイベント時のT-shirtから間隔を置いて公開していますが、以前のは全てHanesのBeefy-Tが使われていました。

ですが、2005年のこれはまさかの?Gildanを採用しています。何があったんだろう?と勘ぐってしまいます。

そしてプリントのデザインもかなり刷新されています。

私は2003年のバックプリントに

                     
Corporate Games 2003

とだけプリントされているのがMyriadフォントと相まって非常にカッコよくて好きなのですが(次点でApple Garamond時代のものですかね)、ここではかなりポップな方向に。フロントには競技というかアトラクション?がユニバーサルデザイン風に並べられています。

GILDAN ULTRA COTTON  “Corporate Games 2005” T-shirt Back circa 2005

バックプリントはMyriad?ですかね、横にちょっとフォントが伸びているようですがシンプルに

Corporate Games 2005

T-shirtは何度も言及していますがギルダンのウルトラコットン(Heavy Weight)が使われています。

生産国はニカラグア。

GILDAN ULTRA COTTON Label Artwork circa 2005

タグは一枚目にブランドタグ、下の2枚目にコンテンツケア表記という、現在につながる仕様で

100% COTTON PRESHRUNK
MADE IN NICARAGUA

と表記されていました。

「PRESHRUNK COTTON」ではなく、「COTTON PRESHRUNK」なんですよね、これ。

ネックリブ、肩などはダブルステッチ仕様。

広げた感じはいかにもギルダン。Tの字のようなシルエットが特徴というか素材も踏まえて非常にアイコニックな一着だと思います。

size chart fig.2

1). 両袖のピーク幅 86cm
2). ネック後部からの身丈の長さ 65cm
3). 脇幅 51cm
4). ネックリブの縫い付け部の幅(首周り) 20.5cm
5). 脇の縫製部分の長さ(おおよそです)21.5cm
6). アームホール(平らにしての採寸)20cm
7). ネックリブ自体の幅 2cm

size: Medium

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