一言でT-shirtsと申しましても年代やブランドでディテールが多岐にわたっています。気に入って購入したブランドだけれどいつの間にか仕様が変わってしまってる、なんて事が何十年も愛用しているとよく遭遇しがちです。
ここではそういった変化・変遷をアーカイヴとして書き留めておきたいと思います。
T-shirtsを扱う商売であり、かつ、市井のT-shirts好きの与太話ですが宜しくお付き合いのほどを。
今回購入したのはHanesジャパンのトップオブザラインの製品。Premium Japan Fitはプレーン(F001)とポケット付きがありまして、今回のはポケットT-shirt(F004)。ヘザーグレイはポケット付きかな、と。
一着¥3000オーバー。(購入価格は¥3456でした)
そしてMADE IN JAPAN。これだけでも格の違いが明確です。もうヘインズじゃないだろう、と。
しかも、これ、布地の生産、和歌山ですよ。今やアパレルの生地の最高峰ともいえる生産地。Hanesがこのアピールのためにサイトのページを作りたくなるのも十分理解できます。
パッケージは紙製の筒。
開封して広げてみようと筒から取り出した時に触った瞬間「すげー素材!」と私、少し興奮しました。
和歌山で布地を生産しているというので幾分構えていたのですが、それ以上でしたね。素晴らしいです。
とにかく柔らかい。そして織りのおかげで伸縮性もあるんですね。
わかりやすい例えだとアニエスbのコットンジャージーみたい。ってわかりやすいですかね。
実際このジャパンフィットと呼ばれるモデル、アメリカンサイズよりも1サイズずつ小さい感じですが着てもさほど「キツイなぁ」という感じではありませんが、両袖までの寸法も短く設定されているのか私が着ると肩甲骨下部はキツイですね。
両手を前に伸ばすとそれを痛感します。
タグはタグレス仕様。首裏部分に
Hanes
PREMIUM
L
100% PREMIUM COTTON
MADE IN JAPAN
Japan Fit
と、プリントされています。
ケアコンテンツタグは以前アップしたBEAMSとのコラボT-shirtsと同じように幅5cmもあるタグが二つ折りになって腰左後部分の裾に縫い付けられています。
肩はダブルステッチ仕様、ネックテープ付き。他の部分は全てシングルステッチですが、裏を見ると縫製綺麗です。やっぱすごいわ、日本製。
これ、今は柔らかいのですが半年くらいガンガン着込んだらどんな風合いになるんでしょうか?すごく楽しみです。その経過を見てから今度買うのはXLにしようか決めようと思います。もうリピーター確定ですね。春に一枚で着るのに最高だと思います、これ。
やっぱこのくらいの価格のものがいいんですよね、本当は。安からず高からずですが、日常着として最高のものを提供できるギリギリのラインだと思います。
このプレミアムラインは販売しているお店も路面店ではその多くが百貨店ですね。やっぱりここでも差別化してます。いいんじゃないでしょうか。
アメリカ人知ってるのかなぁ、日本にこんなのが売られているなんて。
1). 両袖のピーク幅 74cm
2). ネック後部からの身丈の長さ 68.5cm
3). 脇幅 48.5cm
4). ネックリブの縫い付け部の幅(首周り) 18cm
5). 脇の縫製部分の長さ(おおよそです)23cm
6). アームホール(平らにしての採寸)18cm
7). ネックリブ自体の幅 2cm
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今年のブログは今日でおしまいです。みなさま良いお年を。