Bella+Canvas “BLACK HEATHER “ ASI SHOW 2017 Sample T-shirt circa 2016

一言でT-shirtsと申しましても年代やブランドでディテールが多岐にわたっています。気に入って購入したブランドだけれどいつの間にか仕様が変わってしまってる、なんて事が何十年も愛用しているとよく遭遇しがちです。

ここではそういった変化・変遷をアーカイヴとして書き留めておきたいと思います。

T-shirtsを扱う商売であり、かつ、市井のT-shirts好きの与太話ですが宜しくお付き合いのほどを。

師走ですがこれは1月にASI SHOWでBELLA+CANVASのブースでいただいたプロモート用のT-shirtです。

ブースに大量に山積みにされていたのでもしやと思いスタッフに尋ねると「どうぞ」とのことでしたのでいただきました。ブースに展示されていたT-shirtsは多くがこれと同じ系統の素材のものが多かったです。
この配布用のT-shirtsは残念ながらX-LARGE 1サイズのみでした。

Bella+Canvas “BLACK HEATHER “ ASI SHOW 2017 Sample T-shirt circa 2016

私、ここのブランドを知ったのはほんの数年前です。日本では商社もからんでいないのか、法人を作って展開ということもしていない様子。検索しても日本のショップでは輸入屋さんが販売したり、amazonでも手に入りますが、amazonが販売ではなく英国のショップを介しての販売になってます。

創業が1922年らしいのですが、オフィシャルサイトにはいわゆる会社概要は一切なく、私一応アメリカンT-shirts好きを自称してはいるのですが、80年代にも全く耳にしなかったブランドであります。今でこそeBayとかで古着を探せばありそうですが、ここのは全くヒットしません。販売経路が特殊だったのかなぁ?
現在の商品展開を見てみるとファストファッションですね。Hanesのようなボディブランドとしてやっていこうというわけではないみたいです。

話を戻しまして。

このモデルはBLACK HEATHERですね。何かと申せばプリントの発色を際立たせるボディの黒にポイントがあるT-shirtのようです。確かに真っ黒。あえて白字で「BLACK HEATHER」としているのも効果的です。

生地は基本的にコットン100%、リングスパンですが、このBLACK HEATHERはリングスパンコットン90%と10%のポリエステルですね。ここがこの黒さの要因を作っているんでしょう。

スペックシートには4.2oz/ydと明記されていますが、触った感じはそれよりも薄く感じます。

ボディは2枚仕立て。

BELLA+CANVAS Tag Artwork circa 2016

タグはサテンではなくペーパータグですかね。昨今のスタンダードになりつつある長方形のタグをここでも採用しています。2枚目はケアコンテンツタグ。

縫製はニカラグア。で、「US COMPONENTS」を使っているそう。珍しい組み合わせですが、ブースにあったモデルはほとんどこれと同じニカラグア製でした。ただ、ここ、1モデルだけ「MADE IN USA」というのがあるんですよね。非常に興味があります。というか、手に入れたいですね。

size chart fig.2

1). 両袖のピーク幅 86.5cm
2). ネック後部からの身丈の長さ 79cm
3). 脇幅 57cm
4). ネックリブの縫い付け部の幅(首周り) 19cm
5). 脇の縫製部分の長さ(おおよそです)25cm
6). アームホール(平らにしての採寸)16.5cm
7). ネックリブ自体の幅 2cm

size: X-Large

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