ANVIL “Elvin Bishop in Concert” T-shirt circa 1980

一言でT-shirtsと申しましても年代やブランドでディテールが多岐にわたっています。気に入って購入したブランドだけれどいつの間にか仕様が変わってしまってる、なんて事が何十年も愛用しているとよく遭遇しがちです。

ここではそういった変化・変遷をアーカイヴとして書き留めておきたいと思います。

T-shirtsを扱う商売であり、かつ、市井のT-shirts好きの与太話ですが宜しくお付き合いのほどを。

今回は2017年7月にBillboard Live Tokyoで来日公演を行ったElvin Bishopの、1980年5月22日に行われたコンサートで販売された(と思われる)T-shirtです。

この物件はeBayで見つけて落札しました。ANVILの1980-1981年辺りのものを探していたら日付がしっかりとプリントされている、しかもElvin BishopのT-shirtということで迷わず購入。

ANVIL “Elvin Bishop in Concert” T-shirt circa 1980

届いたらコンディションもすこぶるよくてかなり得した気分です。

ANVILのタグって全面的に刷新する印象なのでこの1980年代ものは1985年くらいまであんまり変化がないようなのですが、微妙に変更点があります。

Anvil Tag Artwork circa 1980

NO BLEACH」と明記されている位置なんです。

1979年のものでは

WARM WASH-DRIP DRY
NO BLEACH
Made in U.S.A.

ですが、

100% COTTON, NO BLEACH
WARM WASH-DRIP DRY

Made in U.S.A.

になってます。

タグのアートワークは1985年前後までこのAnvilロゴと鉄床の一部が銀色のもの。

そしてネックテープのない仕様の時代のものなのでリブと一緒に縫い付けられています。

1980年代前期のHanesでも見られる、リブが太くて洗っていくと伸びて立ち上がってくるやつですが、嫌いじゃないです。独特のヨレ感がいいとは思うんですが、21世紀にそれがOKかと問われればベルボトムと同じような印象しか与えないと思うので難しいでしょうね。

Hanesは割合T-shirtsのパターンにも変化がありましたが、anvilはHanesほど変化していません。このT-shirtはその中でも広げた感じがカッコイイなぁ、なんて思いながら写真を撮ったものです。

size chart fig.2

1). 両袖のピーク幅 74.5cm
2). ネック後部からの身丈の長さ 67.5cm
3). 脇幅 44.5cm
4). ネックリブの縫い付け部の幅(首周り) 19cm
5). 脇の縫製部分の長さ(おおよそです)20.5cm
6). アームホール(平らにしての採寸)15.5cm
7). ネックリブ自体の幅 3.2cm

SIZE: SMALL

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