What’s the beauty of Tees? vol.12

一言でT-shirtsと申しましても年代やブランドでディテールが多岐にわたっています。気に入って購入したブランドだけれどいつの間にか仕様が変わってしまってる、なんて事が何十年も愛用しているとよく遭遇しがちです。

ここではそういった変化・変遷をアーカイヴとして書き留めておきたいと思います。

T-shirtsを扱う商売であり、かつ、市井のT-shirts好きの与太話ですが宜しくお付き合いのほどを。

今日はまたタグの話です。

以前「What’s the beauty of Tees? vol.7」でサンプルタグの完成品を福井の会社に製作してもらいアメリカの会社に送ったという話でした。

6月くらいにアートワークの下書きを作った時点ではアメリカの会社のロゴも入れるつもりだったのですが、許可が出ないまま数ヶ月経ったので「今回は諦めよう」とロゴを外して製作したのがサンプルタグの完成品でした。

その後T-shirtsのサンプルも送り、生産ライン工場で商品と同じ生地を使ってサンプルを作って欲しいとオーダーを出した後、「うちのロゴ、使わないの?」というメールが。

「トレードマークだし、許可お願いしたけど返事来てないから今回は外しました」と返事したら使っていいという返事が。

今ひとつひっかかるものがあったので翌日「ロゴ使いたいんだけどJpegしか持っていないから印刷時に背景がちょっとおかしくなる可能性があるので、よろしかったら.aiファイルで送ってくれません?」とマネージャーにメールしたら翌日メールで添付してきてくれました。

「あぁこれは大丈夫なんだな、きっと」と思い、アートワークに追加して「これで大丈夫ですか?(スケールとかそのままですし変に加工したとかないですよ)」と再び許可を乞うメールを送ったのですがそれには未だに返事がありません。あとサンプルの制作費の見積もりの正確な数字も未だに提示してきてくれません。

なんだか段取りがわからなくて一歩進んで二歩下がる、みたいな感じです。年末までに生産して欲しかったけれど、この調子だと…..あぁ(泣)。