一言でT-shirtsと申しましても年代やブランドでディテールが多岐にわたっています。気に入って購入したブランドだけれどいつの間にか仕様が変わってしまってる、なんて事が何十年も愛用しているとよく遭遇しがちです。
ここではそういった変化・変遷をアーカイヴとして書き留めておきたいと思います。
T-shirtsを扱う商売であり、かつ、市井のT-shirts好きの与太話ですが宜しくお付き合いのほどを。
春がやってきてようやく新潟のバイカーの季節到来です。
今回はアメリカ旅行の時にはなるべく見つけて購入するようにしている物件の一つである、ハーレーのショップT-shirtです。
私はハーレー乗りではありませんが、親父が乗っているのでお土産に最適なんです。無条件で喜んでくれるので。
で、実はオーランドの空港内にもハーレーのお店はあるのですが、着いたのが夜9時、発つのが朝の6時というスケジュールだったので当然お店は開いてるわけもなく。
そこに偶然International Drive沿いにお店を見つけたのでぶらりと入って購入と相成りました。
親父の年齢を考慮するとあまり派手なプリントはどうかと思うのでいたってシンプルなデザインのものをチョイス。
ポケットTですが、プリントには©2016。2016年モデルということでしょう。T-shirt自体はHanes Beefy-Tを使っているのですが、ハーレーのはやっぱりブランディング命というわけで、タグもしっかり独自性があります。
表は当然ハーレーのロゴなのですが、裏手には本家でも「こんな仕様はない」という、刺繍仕様で
Hanes
BEEFY-T
R.K.STRATMAN, INC
と、刺繍された生地を裏側に縫い付けています。その下に昨今のBeefy-Tではお馴染みのケアタグ。
これはMADE IN HONDURASです。
なぜか歴代通してBeefy-Tでは明記されてきた「100% Preshrunk Cotton」ではなく、ただの100% COTTON表示。
バックプリントはあえて擦れた感じでプリントされてます。オールドテイストな感じがとてもクラシック。パックプリントの意匠は©2013なんですね。
店内で見ていてちょっと気づいたのですが、身幅がちょっと広く見えたのでスタッフの女性に「ちょっと広くないですか?」と聞くと「そうかも」と。幅が広ければお腹もあまりキツくないからとMを購入したのはいいんだけど、帰国して採寸したらあんまり変わらなかったという….(50cmでした)。
で、何がじゃあそう見せたんだろうか?と写真を眺めたら袖の長さが若干短い仕様なのか?だから幅が広く見えたのか?、と。意図的にそうデザインしたのならばバイク乗るときに考慮してこうしたんでしょうか?
お値段は税込みで$34.03でした。
1). 両袖のピーク幅 84.5cm
2). ネック後部からの身丈の長さ 72cm
3). 脇幅 50cm
4). ネックリブの縫い付け部の幅(首周り) 20.5cm
5). 脇の縫製部分の長さ(おおよそです)25cm
6). アームホール(平らにしての採寸)17cm
7). ネックリブ自体の幅 2.5cm
ネックリブと肩はダブルステッチ仕様。タフな感じがHanesとバイカーによく合います。
Size: Medium