一言でT-shirtsと申しましても年代やブランドでディテールが多岐にわたっています。気に入って購入したブランドだけれどいつの間にか仕様が変わってしまってる、なんて事が何十年も愛用しているとよく遭遇しがちです。
ここではそういった変化・変遷をアーカイヴとして書き留めておきたいと思います。
T-shirtsを扱う商売であり、かつ、市井のT-shirts好きの与太話ですが宜しくお付き合いのほどを。
今回は2005年の新学期プロモーション向けに作られたと思われるT-shirtです。
確かに多様な選択ができるラインアップ。学生さん向けだからかiPodがひときわ印象に残るような配置がされています。初代iPod shuffleがど真ん中ですもんね。通常だったらフラッグシップのPower MacG5がここだと思うんですが、まぁターゲットをよく睨んでいる証左でしょう。
しかし12年前のラインナップですからもうなくなってしまったモデルもいくつか見受けられます。逆にiPadはまだここでは出ていませんね。
T-shirtはGILDANの「Ultra Cotton Heavyweight」が採用されています。コットンに「ウルトラ」、そしてヘヴィーウェイトってことで何かしら素材に特別なものでもあるのかなぁと思いがちですが、まぁ普通のT-shirtです。ひょっとしたらBeefy-Tよりも着た感じは薄く感じたりも。
バックプリントはシンプルに ロゴのみ。
そしてここでもGILDAN特有?のザラッとした感触を味わえます。HanesやAmerican Apparelほどではないにせよ、年の功で結構所有してきたGILDAN製品は一貫してこの感触ですね。ブレない。そして今でも「やっぱり苦手」っていう私もブレてませんが。
あとGILDANはサイズが少し大きめ。時代に寄って仕様が変更になるというのでもなく、昔からゆったりしている印象があります。広げた写真を見ても「大きいなぁ」と思う人が多いかもしれません。
タグを見ると
GILDAN
ACTIVEWEAR
ULTRA
COTTON
HEAVYWEIGHT
もう一枚のケアタグの見える部分は
L
100% COTTON PRESHRUNK
MADE IN NICARAGUA
ニカラグアってアパレル生産が盛んなの?と驚きも。この表示、初めて見ましたので。
しかし、Appleのプロダクトってこうも簡単にイラスト化できて、しかもきちんと特徴があるんだもん、すごいなぁと思います。
1). 両袖のピーク幅 94cm
2). ネック後部からの身丈の長さ 75.5cm
3). 脇幅 52.5cm
4). ネックリブの縫い付け部の幅(首周り) 20cm
5). 脇の縫製部分の長さ(おおよそです)25cm
6). アームホール(平らにしての採寸)21cm
7). ネックリブ自体の幅 2cm