一言でT-shirtsと申しましても年代やブランドでディテールが多岐にわたっています。気に入って購入したブランドだけれどいつの間にか仕様が変わってしまってる、何て事が何十年も愛用しているとよく遭遇しがちです。
ここではそういった変化・変遷をアーカイヴとして書き留めておきたいと思います。T-shirtsを扱う商売なのでこういう情報も出していきますので宜しくお付き合いください。
これはAppleのThe Company Storeで入手したオフィシャルT-shirtです。フロントにMyriadフォントでコーポレートロゴとなる「Designed by Apple in California」とプリントされてます。T-shirtsはアメリカンアパレル社製。大好きなメーカーです。
ただ、割とここのはいい意味でも悪い意味でもアメリカ製。made in usaを看板にしているところはすごく好感が持てますし、労働者への賃金が高いことでも有名です。”SWEATSHOP FREE”を標榜してるだけあります。が、ロットに寄るのでしょうか、着心地にバラツキがあるような気が。
一枚目のタグの写真と色味が違いますが、背景の色でセンサーが読み取り違いをしてしまいましたね。本物はこちらの色味のほうが近く、いい色です。
これは洗って着た瞬間「おっ!いいぞ!」と感じた一品。糸を替えたのか?と思ったくらい。基本的にこのSLATEと呼ばれるカラーもコットン100%で、素材もCombed Fine Jersey Cotton 4.3oz/ydのものが使われています。でも違うんです。これが面白いと取るか、コンスタントに同じ品質で出せよ、となるか。
AA社のタグも数パターンあります。私は肌があまり強くないこともあってコットン100%のものがほとんどで、AA社製も2003年に購入したリングドT-shirt以外は全てオールコットン素材のものですので素材でタグを変えているというわけではなさそうです。
ここではタグに
This T-shirt was sewn by 9 people in a sweatshop-free environment in Downtown LA, where they are paid fair wages and have access to healthcare and benefits.
と思いっきり社会貢献してますよアピールが。どうしたんだ?
邪推ですが2014年6月に創業者で元CEOのダブ・チャーニーがセクハラ問題などあって解雇されてるんですよね。その悪いイメージを払拭したいがためのこれなのでは?と。
しかし、ネームタグにこういったメッセージを入れるというアイデアは使えますね。なんかやりようによっては面白いかも。
まぁでもこのタグの形は大発見と言えると思います。今までのが「チクチクして気になる」からタグレスのプリント方式へ移行するベンダーも多いのにこのタグは柔らかくて全然邪魔にならない。タグレスがあまりいい解決方法と思っていなかった私にしたら「凄いなぁ!」と。それ以来メインに着てるのはAA社のT-shirtsでした。
1). 両袖のピーク幅 84cm
2). ネック後部からの身丈の長さ 73.5cm
3). 脇幅 52cm
4). ネックリブの縫い付け部の幅(首周り) 19cm
5). ネックリブ自体の幅 2cm