一言でT-shirtsと申しましても年代やブランドでディテールが多岐にわたっています。気に入って購入したブランドだけれどいつの間にか仕様が変わってしまってる、なんて事が何十年も愛用しているとよく遭遇しがちです。
ここではそういった変化・変遷をアーカイヴとして書き留めておきたいと思います。
T-shirtsを扱う商売であり、かつ、市井のT-shirts好きの与太話ですが宜しくお付き合いのほどを。
今回の物件はPink FloydのDavid Gilmourが1970年代後期の「ANIMALS」ツアーの時に着ていたT-shirtがデザイン元になっていて、これはオフィシャルサイトでは販売されていないのですが、ライセンスを得たMERCHBARでのみ入手できるデザインT-shirtになります。以前息子にと買った同じモデルをこのブログでアップしていますが今回は私のT-shirtになります。以下書き連ねたものは前の引用ですが一箇所相違点がありますのでそのためだけにアップしました。
Pink FloydのツアーT-shirtsなどは現在ではレプリカがオフィシャルやライセンスを得たサイトなどでかなりの数販売していまして、デザイン的にも優れているのでどこで買うか迷ってしまいます。
今回のこの物件はMERCHBARでしか手に入らないのですが、ここで更に嬉しいのは「PRINT ON DEMAND」物件なのでボディT-shirtsの色の選択はもちろん、素材まで選択できるのです。これはたまりません。
ここではcombed cotton 100%か、Tri-Blendが選べましたので私は後者。見た目のヴィンテージ感があるのはやっぱり後者ですもん。
ボディに使われているブランドはBell+CANVAS。ここのサイトのどこかの商品に「AIRLUME」と明記されていたのでもしやと思っていましたが、やっぱりでした。
素材は50%ポリエステル、25%コットン、25%レーヨン。3.8oz。二枚仕立てになってます。そこにシングルネックリブなので着ていくうちにヴィンテージっぽくなっていくと思われます。プリントもそれを想定してか、ちょっと剥がれているというか、褪せているようなプリントになってます。
プリントの下部には「©2021 Pink Floyd (1987) Ltd. Under license to Perryscope Productions. LLC」の文字が入ってます。
タグには
USA STRONG
ASSEMBLED IN GUATEMALA
OF US COMPONENTS
これ、実は俯瞰するとこの時期珍しい物件なのかも。というのは私が購入したBella+CANVASのT-shirtsはそのほとんどがニカラグア生産品なので。
そしてタグの文言のレイアウトやら表記が変更になったとすぐわかったのが住所が併記されたこと。
2022年下半期以降にオーダーした物件が全てこのタグになっていました。おそらく同じ時期にビバリーヒルズに初の路面店をオープンしたことも関係あるのでは。
アドレスは
9830 Wilshire Blvd.
Beverly Hills, CA
USA 90212
振り返ると2022年に購入したT-shirtsの7割はBella+CANVASだったような。それくらい今勢いがあるんですね。21世紀初頭のAmerican Apparelみたい。
1). 両袖のピーク幅 88cm
2). ネック後部からの身丈の長さ 71cm
3). 脇幅 52.5cm
4). ネックリブの縫い付け部の幅(首周り) 19cm
5). 脇の縫製部分の長さ(おおよそです)27.5cm
6). アームホール(平らにしての採寸)20cm
7). ネックリブ自体の幅 2.5cm
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