一言でT-shirtsと申しましても年代やブランドでディテールが多岐にわたっています。気に入って購入したブランドだけれどいつの間にか仕様が変わってしまってる、なんて事が何十年も愛用しているとよく遭遇しがちです。
ここではそういった変化・変遷をアーカイヴとして書き留めておきたいと思います。
T-shirtsを扱う商売であり、かつ、市井のT-shirts好きの与太話ですが宜しくお付き合いのほどを。
今回の物件はPink FloydのDavid Gilmourが1977年の「In The Flesh Tour」時に着ていたT-shirtがデザイン元になっていて、これはオフィシャルサイトでは販売されていないのですが、ライセンスを得たMERCHBARでのみ入手できるデザインT-shirtになります。このT-shirtがずーっと欲しかったので嬉しい!
Pink FloydのツアーT-shirtsなどは現在ではリプロダクションがオフィシャルやライセンスを得たサイトなどでかなりの数販売していまして、デザイン的にも優れているのでどこで買うか迷ってしまいます。
今回のこの物件はMERCHBARでしか手に入らないのですが、ここで更に嬉しいのは「PRINT ON DEMAND」物件なのでボディT-shirtsの色の選択はもちろん、素材まで選択できるのです。これはたまりません。
ここではcombed cotton 100%か、Tri-Blendが選べましたので私は後者。見た目のヴィンテージ感があるのはやっぱり後者ですもん。そしてサイズがSなのはせがれ用に購入したため。別にせがれはピンク・フロイドファンではないのですが、少しふっくらしてきて、このイラストが皮肉というか、シャレになってていいかなぁ、と。もちろん、自分用にも購入しましたけど。
ボディに使われているブランドはBella+CANVAS。ここのサイトのどこかの商品に「AIRLUME」と明記されていたのでもしやと思っていましたが、やっぱりでした。
素材は50%ポリエステル、25%コットン、25%レーヨン。3.8oz。二枚仕立てになってます。そこにシングルネックリブなので着ていくうちにヴィンテージっぽくなっていくと思われます。プリントもそれを想定してか、ちょっと剥がれているというか、褪せているようなプリントになってます。
プリントの下部には「©2021 Pink Floyd (1987) Ltd. Under license to Perryscope Productions. LLC」の文字が入ってます。
タグには
USA STRONG
ASSEMBLED IN NICARAGUA
OF US COMPONENTS
振り返ると2022年に購入したT-shirtsの7割はBella+CANVASだったような。それくらい今勢いがあるんですね。21世紀初頭のAmerican Apparelみたい。
1). 両袖のピーク幅 66cm
2). ネック後部からの身丈の長さ 65cm
3). 脇幅 41cm
4). ネックリブの縫い付け部の幅(首周り) 17.5cm
5). 脇の縫製部分の長さ(おおよそです)21cm
6). アームホール(平らにしての採寸)15cm
7). ネックリブ自体の幅 2cm
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