一言でT-shirtsと申しましても年代やブランドでディテールが多岐にわたっています。気に入って購入したブランドだけれどいつの間にか仕様が変わってしまってる、なんて事が何十年も愛用しているとよく遭遇しがちです。
ここではそういった変化・変遷をアーカイヴとして書き留めておきたいと思います。
T-shirtsを扱う商売であり、かつ、市井のT-shirts好きの与太話ですが宜しくお付き合いのほどを。
今回の物件は2020年10月にリリース25周年記念盤（ヴァイナル）がリリースされた1995年の、いや、1990年代でもベスト5に入るであろう大名盤：(What’s The Story) Morning Glory?関連のT-shirtになります。
このアニバーサリー企画には残念ながらCDフォーマットでのリリースはないんですが、カラーヴァイナル、ピクチャーヴァイナル、カセットなどの他に当時のツアーTなどのリプロダクションもいくつかオフィシャルサイトで同時に販売されたのは私にとっては吉報以外の何物でもありませんでした。
oasisが最も勢いがあって輝いていた時期のグッズですからやっぱり格別です。
これは1996年に販売されたマーチャンダイズTのリプロダクションだそうです。シンプルで控えめなoasisロゴがカッコいいです。で、これ、通常バンドロゴは白黒なんですが、三色使われてます。
オフィシャルサイトの説明文には
A replica of an original ‘(What’s The Story) Morning Glory?’ Oasis T-shirt taken from the 1996 merch range. Grey T-shirt featuring the classic Oasis ‘Decca’ logo in black, white, blue and red.
Official merchandise from Oasis.
となってました。
ただ、届いたT-shirtのタグを見ると100％コットンではなく、85％コットン、15％レーヨンと表記されていました。柔らかさが前面に出た着心地はここなんですね。なんかシンプルでいいんですよね、こういうのって。年取っても着れるし。
今年の夏に英国に住んでる友人と東京で会ったのですが、その時これを着てたら「そのT-shirt、oasisなんだぁ。シンプルでいいね」と同じ感想を口にしてました。そんな友人はoasis時代のライブは見ていないそうですが、解散後のノエルのライブは何度も観に行ってるそうです。羨ましい….
ボディに使われているのは英国のContinental Clothing社製。日本人でもすっきり着られるようなサイジングで（アメリカものより小さめ）、柔らかい素材もあってお気に入りのブランドであります。
ヨーロッパが主戦場のブランドなのでネックリブこそダブルステッチですが、二枚仕立てであり、シルエットも北米タイプのTの字ではなく、若干肩から下がったシルエット。このブランドのほとんどがそうであるようにこれもバングラデシュ生産品。
首裏のタグはサイズ表記のそれのみ。ケアコンテンツやブランドタグは左腰裏部分に縫い付けられています。
そして今年は「BE HERE NOW」のリリースから25年のアニバーサリーイヤーということでこちらも動きがありましたね。次回の4th album: Standing on the Shoulder ~ ではなんとこのデッカロゴではなくなって新たなバンドロゴになってしまうのでなんというか、思うところが多いです。
1). 両袖のピーク幅 85.5cm
2). ネック後部からの身丈の長さ 73cm
3). 脇幅 52cm
4). ネックリブの縫い付け部の幅（首周り） 20.5cm
5). 脇の縫製部分の長さ（おおよそです）26cm
6). アームホール（平らにしての採寸）16.5cm
7). ネックリブ自体の幅 2cm
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