一言でT-shirtsと申しましても年代やブランドでディテールが多岐にわたっています。気に入って購入したブランドだけれどいつの間にか仕様が変わってしまってる、なんて事が何十年も愛用しているとよく遭遇しがちです。
ここではそういった変化・変遷をアーカイヴとして書き留めておきたいと思います。
T-shirtsを扱う商売であり、かつ、市井のT-shirts好きの与太話ですが宜しくお付き合いのほどを。
今回の物件はタイトルにもあります、スケジュールが新型コロナウイルスの影響で延期、ようやく実現した初来日公演を昨日・今日と青山のBlue Note Tokyoで行なっているDurand Jones & The Indicationsの2018年に販売された T-shirtになります。
「Is It Any Wonder?」はファーストアルバムにも収録されている、Aaron Frazerがリードボーカルを取っているオールドスクールな一曲。ギターの音がいかにもという、Fender系アンプのリバーブを効かせた心地いいサウンドになってますね。
この T-shirtは彼らのSNSで2018年4月にNew Merchandiseとしてアップされた写真に掲載されていました。
ボディに使われているのは「Cruisin’ To The Parque」 T-shirtでも使われていたPacific Sports社製。
Cruisin’ T-shirtが二枚仕立てなのに対してこちらは丸胴仕様。シングルネックリブ、ネックテープ有り、おそらく4.3ozクラスの柔らかいコットン100%。シルエットもストレスのない、ちょっとゆったり着れる感じですね。真っ白じゃなくてちょっとアイボリーっぽいところもポイント高し。昔はこんな色合いの T-shirts、結構ありましたもんね。
フロントプリントは窓から煙が出ているアメ車の煙に「Is It Any Wonder?」の文字。
車の下に「Durand Jones & The Indications」。フォントが素敵です。
イラスト自体は月刊本である「レコードコレクターズ」でもよく特集の表紙に描き下ろしたりしているイラストレーター:JERRY氏の作風に似てるような気もします。彼のイラストが好きなのでもちろんこれも好き。
タグは
Pacific©
L/G
Fabric Made In USA
Assembled In Haiti
100% COTTON
100% ALGODON
裏面に洗濯の注意のお品書きがあり。ただ洗濯表示のアイコンはありませんね。
と、来日公演を祝う意味でこれをアップしました。
今年はアルバム:Private Spaceをリリースして鬱憤を晴らすかのように精力的にツアーやらフェスに参加してのライブを行なっている彼ら、2022年秋にはヨーロッパツアーも行うと去年末にアナウンスしてましたので「そっちの方がいいかなぁ、観に行くのは。ロンドンは会場がシェパーズブッシュだし」なんてぼんやり考えていたのがまさかの来日公演が実現。これが契機に日本でも売れればいいなぁ。
1). 両袖のピーク幅 82cm
2). ネック後部からの身丈の長さ 74cm
3). 脇幅 51.5cm
4). ネックリブの縫い付け部の幅(首周り) 18cm
5). 脇の縫製部分の長さ(おおよそです)24cm
6). アームホール(平らにしての採寸)16cm
7). ネックリブ自体の幅 2cm
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