一言でT-shirtsと申しましても年代やブランドでディテールが多岐にわたっています。気に入って購入したブランドだけれどいつの間にか仕様が変わってしまってる、なんて事が何十年も愛用しているとよく遭遇しがちです。
ここではそういった変化・変遷をアーカイヴとして書き留めておきたいと思います。
T-shirtsを扱う商売であり、かつ、市井のT-shirts好きの与太話ですが宜しくお付き合いのほどを。
今回の物件はレキシの2021年ツアー「稲穂を振れてよかったねきっと私…」のツアーT-shirtになります。
このツアー、コロナ禍ということもあったのか、全国ツアーといっても6都市9公演でしたので私は行っておりません。(新潟公演がなかったもので)。後日オフィシャルサイトで購入したものになります。
2022年4月20日に7枚目のアルバム「レキシチ」をリリース、5月からは全国ツアーも始まったというタイミングでちょっと振り返ってみましょう的な意味合いでアップしました。先日アップしたそら野テラスのコシヒカリはその伏線だったということで。
レキシのグッズはわりかし癖のあるものが多く、今までのツアーのT-shirtsもちょっと街に出るのに着るとか普段着でというのにはなかなか勇気のいるものが多い(気がしました)。1970年代にあった、「T-shirtsにネクタイがプリントしてある」ような「?」な系統で、紋付がプリントされてるようなものが多かったんですよね。絶対無理……
そこでこれです。「おぉっ!普通に着れるじゃん!」と。ポップじゃん!と。
なので即購入。商品説明に「日本製」と明記されていたのもポイントだったのですが、先に言えばこれ中国製でした。
フロントプリントは左胸に家紋のように鍵盤にアフロ。(レキシはキーボーディストです)
バックプリントは稲穂を持ったレキシのイラストとその下に
レキシツアー2021
稲穂を振れて
よかったねきっと私…….
ボディに使われているのはUnited Athle。しかし見たことないぞ、このタグ。
モデルナンバーと共に明記されている「urban label 5508-01」。avant garde系のフォントが使われています。フォントの変更から今までとは違うという意気込みを感じます。耳付きのサテンタグは二つ折りで、隠れている部分にケアコンテンツが。
しかも今まで多くのモデルで丸胴が採用されていたのにこのモデルは二枚仕立て。パターンも昨今日本でトレンド?のBIGシルエットになってます。となるとurban labelはトレンドに沿った展開をしていくカテゴリーなんでしょう。多分。Maybe明治ってことで。
ネックはダブルステッチ仕様、ネックテープは肩まで通して補強されています。素材はグレイは90%コットン、10%ポリエステル。前述したとおり生産国は中国。いわゆるヘビーウエイト並みの厚さの生地ですが、ゴワゴワしていなくて着やすいですね。
1). 両袖のピーク幅 105.5cm
2). ネック後部からの身丈の長さ 73.5cm
3). 脇幅 57.5cm
4). ネックリブの縫い付け部の幅(首周り) 19.5cm
5). 脇の縫製部分の長さ(おおよそです)22.5cm
6). アームホール(平らにしての採寸)18cm
7). ネックリブ自体の幅 1.8cm
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