一言でT-shirtsと申しましても年代やブランドでディテールが多岐にわたっています。気に入って購入したブランドだけれどいつの間にか仕様が変わってしまってる、なんて事が何十年も愛用しているとよく遭遇しがちです。
ここではそういった変化・変遷をアーカイヴとして書き留めておきたいと思います。
T-shirtsを扱う商売であり、かつ、市井のT-shirts好きの与太話ですが宜しくお付き合いのほどを。
今回の物件は久しぶりに購入してみました、無印良品の定番クルーネックT-shirts。以前購入してから現在までの間に新疆ウイグル問題が吹き出して、ユニクロはかなり矢面に立たされましたが、こちらもちょっと社長のコメントが話題になったりもしました。
本題に戻って。
2020年に購入した時のブログはこちら。パッケージからすっかり変わってしまい、今回のは漂白していない生成り色の紙製(一部プラ)という事で、まさに「無印良品」的なパッケージ。コンセプトのブレなさはこっちでしょう。
で、以前買った時も「値下げしました」とアピールされて定価が1000円を切ったのにこれはなんと2枚で税込790円。ほんとかよ……
しかも、素材などはずっとオーガニックコットンを使っているという。生産は前と同じベトナム製。
けれども前回と違うのは「購入サイズが違う」こと。前回購入した時も書きましたが、袖が短い作りだったので肩と脇下に袖口が擦ってしまい、赤くなったりしたので結局処分してしまったのです。なので今回はワンサイズ大きいXLを購入しました。これだったら大丈夫だろう、と。
開封すると「あれ?パターン変わった?」と。なんだか以前のT-shirtsっぽい感じよりも下着っぽいなぁ、と。前に購入したM&SやB.V.D.に丈が思ったよりも長いところとか似てるなぁ、と。単に私が勘違いして買ったからこれが正解だったのかなぁ。
パッと見「バインダーネックリブ?」と見紛うようなネックはダブルステッチ仕様、タグレス。ここにプリントされていないんです。で、どこかと申せばなんと左側の裾裏に!この手があったのかぁ。
他の仕様としてはパッケージにも「筒編み」と書いてあるように丸胴仕様であり、ネックテープは肩まで通してありました。
それでもやっぱり袖は変わらず短めだったのでワンサイズ大きいのを買って正解でした。
1). 両袖のピーク幅 81cm
2). ネック後部からの身丈の長さ 75cm
3). 脇幅 52cm
4). ネックリブの縫い付け部の幅(首周り) 20cm
5). 脇の縫製部分の長さ(おおよそです)23cm
6). アームホール(平らにしての採寸)17cm
7). ネックリブ自体の幅 2cm
Size: X-Large