一言でT-shirtsと申しましても年代やブランドでディテールが多岐にわたっています。気に入って購入したブランドだけれどいつの間にか仕様が変わってしまってる、なんて事が何十年も愛用しているとよく遭遇しがちです。
ここではそういった変化・変遷をアーカイヴとして書き留めておきたいと思います。
T-shirtsを扱う商売であり、かつ、市井のT-shirts好きの与太話ですが宜しくお付き合いのほどを。
今回の物件はNIKE。私のタンスの中ではウォーキングやらランニングなど運動するときに着用するアイテムとして常にストックしてあるスポーツブランドのT-shirtsですが、今回のこれはオフィシャルサイトの紹介文を見て「これは!」と思い購入したもの。
もともとこれはバスケットボールシャツとして販売されたものですが私を惹きつけたサイトの文言がありまして、
ナイキ Dri-FIT スタッキング チェック Tシャツは、速乾テクノロジーを取り入れた軽量で柔らかいニット素材を使用。さらりとした着心地が持続します。
というもの。そう、Dri-fitでニット素材とくればあのDRI-FITのファーストモデルみたいな素材なのか?と小躍りしたのですが、手元に届いたのは一般的なDri-Fit Tでした。あれ?
右袖についてる紙製タグでもわかりますがスタンダードフィット、仕様はNIKEではデフォルトの二枚仕立て。
フロントプリントは
STACKING
CHECK$
円形のステッカーが貼られていて「DRI-FIT COTTON TEE」と明記されています。NIKEのT-shirtsでこういったものが貼られているのは割合珍しいなぁ、と。
なのにこれ、コットン100%のT-shirtじゃない、と言う……….
タグレス仕様で
THE NIKE TEE
XL TG EG
DRI-FIT
MADE IN CHINA
FABRIQUE EN CHINE
ネックはダブルステッチ仕様でネックテープが肩まで通って補強してあり、素材は59%コットン、41%ポリエステル。DRI-FITはコットンポリ混紡が基本なんですが、モデルによってそのパーセンテージがまちまち。私としてはコットン比率が高い方が着やすいので好き。数値的に言えば好みのモデルなんですが、裏地が随分光沢があってスベスベしているんです。洗っていくうちに着心地が変わっていきそう。
1). 両袖のピーク幅 83cm
2). ネック後部からの身丈の長さ 70cm
3). 脇幅 52cm
4). ネックリブの縫い付け部の幅(首周り) 20.5cm
5). 脇の縫製部分の長さ(おおよそです)24cm
6). アームホール(平らにしての採寸)18.5cm
7). ネックリブ自体の幅 2.5cm
Size: X-Large