EarthPositive x Paul McCartney Official “Wings Wild Life Ecru” #PAUL117 T-shirt circa 2019

一言でT-shirtsと申しましても年代やブランドでディテールが多岐にわたっています。気に入って購入したブランドだけれどいつの間にか仕様が変わってしまってる、なんて事が何十年も愛用しているとよく遭遇しがちです。

ここではそういった変化・変遷をアーカイヴとして書き留めておきたいと思います。

T-shirtsを扱う商売であり、かつ、市井のT-shirts好きの与太話ですが宜しくお付き合いのほどを。

今回の物件は丁度49年前!の1971年12月7日にリリースされたポールのバンド名義の一枚目のアルバム「Wild Life」の裏ジャケに使用された、ポールの描いたイラストがモチーフのT-shirtになります。

EarthPositive x Paul McCartney Official “Wings Wild Life Ecru” #PAUL117 T-shirt circa 2019

これ、きっかけは2018年末にリリースされたWild Lifeのデラックスエディションなどのリイシューに絡んだものなのですが、その時点ではオフィシャルサイトでは発売されず、私が気づいたのが2019年夏。月イチくらいでポールのサイトをチェックしているのでタイミングとしては間違っていないと思います。

ボディに使われているのは「Earth Positive」というブランド。日本ではコンチネンタルクロージングジャパン経由で入手できるのですが、この会社が卸売専売らしく、普通に入手はちょっと難しいようです。路面店あるのかなぁ?タグを見るとモデルナンバーはEP01のようですね。

会社の方向性はアメリカのAlternative Organicに似てますね。こちらも素材はオーガニックコットンを使い、環境に配慮した製造工程を経て生産されているようです。

タグはサテンでロゴが刺繍で入っており、珍しい長さの二つ折り。

EarthPositive The Clothing Label Artwork circa 2019

大きさが大きさなのでケアコンテンツはここには表記されておらず、左腰位置内側にナイキのような、ちょっと大きいコンテンツラベルが縫い付けられています。そこに「このEarthPositiveTシャツは、風力と太陽エネルギーから再生可能な環境エネルギーのみを使用し製造されています」の文言も加えられています。風力や太陽エネルギーって供給が一定しているのかなぁ、とちょっと疑問ですが。日本のように頻繁に自然災害に見舞われる土地柄ではちょっと難しいとも思ったり。

生産国はインド。日本よりも自然災害は少ない?から少しはそういう心配もないのかな?丸胴ではなく、二枚仕立て。コットン100%。

最後に商品のカタログナンバーなんですが、オンラインサイトで購入時はわからなかったのですが、発送しましたメールには「PAUL117」と明記されていたのですが、商品が到着するとプラ袋にはバーコードと共に「PMC85823」と明記されたステッカーが貼られていました。英国用とグローバル用ってことなのでしょうか?

このイラストを見た当時は「ポールが左利きってわからない人が描いたんだろうなぁ」なんて思っていたのですが、後年ポールが描いたイラストということがわかって尚更「なんで?」と思ったり。持ってるギターは多分Epiphone Casinoだと思われますが、うーん、それに関してはボックスセットにも言及されていませんでしたね。

size chart fig.2

1). 両袖のピーク幅 86cm
2). ネック後部からの身丈の長さ 73cm
3). 脇幅 53cm
4). ネックリブの縫い付け部の幅(首周り) 19cm
5). 脇の縫製部分の長さ(おおよそです)27cm
6). アームホール(平らにしての採寸)17.5cm
7). ネックリブ自体の幅 2cm

size: Large

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