Continental Clothing x Oasis Replica 1995 ‘(What’s The Story) Morning Glory?’ Tour Question Mark T-shirt circa 2020

一言でT-shirtsと申しましても年代やブランドでディテールが多岐にわたっています。気に入って購入したブランドだけれどいつの間にか仕様が変わってしまってる、なんて事が何十年も愛用しているとよく遭遇しがちです。

ここではそういった変化・変遷をアーカイヴとして書き留めておきたいと思います。

T-shirtsを扱う商売であり、かつ、市井のT-shirts好きの与太話ですが宜しくお付き合いのほどを。

今回の物件は1990年代のポップ・ミュージックで屈指の名盤とも言えるoasisのセカンドアルバム: (What’s the Story) Morning Glory?のリリース(1995年)から25年経った2020年9月にリリースアナウンスが出た25周年記念ヴァイナルなどと一緒に販売されたT-shirtになります。

リリース25周年の2020年のうちにブログにアップできてちょっと嬉しいです。

Continental Clothing x Oasis Replica 1995 ‘(What’s The Story) Morning Glory?’ Tour Question Mark T-shirt circa 2020

25周年記念盤として2020年10月2日(英国)にリリースされたのはピクチャーディスクのヴァイナル、シルバーヴァイナル、カセットなど。CDフォーマットではリリースされていません。我が家にはレコードプレイヤーがないのでこれらは購入せず。

Originally sold at the November 1995 Earl Court show and the 1996 US Tour.

とのことで、(What’s The Story) Morning Glory?がリリースされてすぐの1995年11月4-5日のアールズコート、および、1996年のアメリカツアーでツアーTとして販売されていたもののリプロダクション。

こういうの私、割と好きなんです。その当時は「あー……….(ボディブランド)使ってるのかぁ、じゃあ買うのやめようかな」とか「あー、ネックリブ、これかぁ。着心地悪そうで買っても着ないだろうな」と会場で物色するも購入を諦めたケースが何回かありまして、それがレプリカだと「やった!これ使ってた!」とか「made in …じゃん!」とかオリジナルより実用的にいい方向に向いているケースもあるので。

まぁオリジナルの方が価値があるのはわかるんですけどね、着てなんぼがポリシーの私にはこれはこれで十分。しかもそれをオフィシャルで出してくれるのがまたいいですよね。

で、大好物のこういったグッズに目が奪われ、しかも1995年11月のアールズコートのライブと翌年の1996年のアメリカツアーで販売されていたツアーT-shirtsのレプリカだっていうんですから買わないはずがない!なんせ彼らの黄金時代のグッズですから。

サイトではボディブランドの説明や手がかりになる写真は一切なく、届くまでドキドキしていたのですが、届いた荷物を開封したら驚き!まさかのContinental Clothing!これ、別ブランドでポールマッカートニーのオフィシャルT-shirtsにも使われた「Earth Positive」を擁している会社。日本ではまだ知名度はある方ではありませんが、まぁ知る人ぞ知るといったブランドでしょうか。日本にも会社があるのですが2020年時点で卸売専門なのでコンシューマーに届くにはセレクトショップなどで取り扱わないと購入は難しそう。本国:英国でも街のお店で見たことなかったからなぁ…..

ボディにはContinental Clothing のモデルナンバーN03のジャージーコットンTが使われています。Combed Cotton 100%。生産国はバングラデシュ。幅の若干狭いネックリブ(首元が少し広く見えます)に二枚仕立て。英国ブランドですが、sainsbury’sやM&SなどのT-shirtsで言及したシルエットとは違い、どちらかといえばアメリカンTっぽいディテール。私は断然後者が好みですが。

Earth Positiveがインドでオーガニックコットンを素材にして風力、太陽光発電で得られた電力で作られたのがアピールポイントだとしたらContinental Clothingはビーガン対応であり、繊維工場の労働条件を改善するのを目的にした認証機関に参加しており、OEKO-TEX認証を得ているという、まぁかなり環境を意識した社会派?の会社であり製品であります。

確かにこういった会社の製品を企業が採用することでアピールもできるのですが、いかんせん今年は新型コロナウイルスの影響で世界中の企業にそんな余力はないのが現状。

さて、長くなりましたがさっと本題へ。

フロントプリントは

What’s the story

?

随分インクの乗ったところを見るとシルクスクリーンプリントではなさそう。

Continental Clothing :The Clothing Label Artwork circa 2020

タグはサイズ表示の小さいのがネックテープ下に縫い付けられているだけ。ブランドが確認できたのは腰の部分に縫い付けられていたケアコンテンツのタグに明記してあったため。ほんと、これがなかったら全く見当もつきませんでした。

このT-shirtの感想は「レプリカ買ってよかった!」でした。すごくいい素材です、これは。

オススメだったんですが10月2日リリースだったのに10月中に「SOLD OUT」になってました………

size chart fig.2

1). 両袖のピーク幅 84cm
2). ネック後部からの身丈の長さ 74cm
3). 脇幅 53.5cm
4). ネックリブの縫い付け部の幅(首周り) 20cm
5). 脇の縫製部分の長さ(おおよそです)26cm
6). アームホール(平らにしての採寸)17cm
7). ネックリブ自体の幅 2cm

Size: Large

 

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