EarthPositive x Paul McCartney Official “Wings Wild Life” #PAUL116 T-shirt circa 2019

一言でT-shirtsと申しましても年代やブランドでディテールが多岐にわたっています。気に入って購入したブランドだけれどいつの間にか仕様が変わってしまってる、なんて事が何十年も愛用しているとよく遭遇しがちです。

ここではそういった変化・変遷をアーカイヴとして書き留めておきたいと思います。

T-shirtsを扱う商売であり、かつ、市井のT-shirts好きの与太話ですが宜しくお付き合いのほどを。

今回の物件は私の愛聴盤でもある1971年にリリースされたポールのバンド名義(Paul McCartney & Wings)の「Wild Life」のロゴTです。写真ではネイビーのようですが、実物は真っ黒のT-shirtです。

EarthPositive x Paul McCartney Official “Wings Wild Life” #PAUL116 T-shirt circa 2019

なぜ今これなのか?と言えば2018年12月にこのアルバムと次作に当たる「Red Rose Speedway」のリマスター&デラックスエディションがリリースされた連動企画だと思います。

ポールが2018年秋から始めた「Freshen up Tour」の時はこのT-shirtsは販売されておらず、ツアーTだけ販売されていたのですが、2019年8月に何気なくオフィシャルサイトを覗いたらこれが出ていてびっくり!

愛聴盤であり、このロゴが大好きなので即購入しました。

価格は£19.99。今はポンド安なのでちょっと得した気分です。サイズはLを購入。£表記で購入したからか、購入後のメールは英国からで、発送も英国からでした。

ボディに使われているのは「Earth Positive」というブランド。日本ではコンチネンタルクロージングジャパン経由で入手できるのですが、この会社が卸売専売らしく、普通に入手はちょっと難しいようです。路面店あるのかなぁ?タグを見るとモデルナンバーはEP01のようですね。

会社の方向性はアメリカのAlternative Organicに似てますね。こちらも素材はオーガニックコットンを使い、環境に配慮した製造工程を経て生産されているようです。

EarthPositive The Clothing Label Artwork circa 2019

タグはサテンでロゴが刺繍で入っており、珍しい長さの二つ折り。

大きさが大きさなのでケアコンテンツはここには表記されておらず、左腰位置内側にナイキのような、ちょっと大きいコンテンツラベルが縫い付けられています。そこに

「このEarthPositiveTシャツは、風力と太陽エネルギーから再生可能な環境エネルギーのみを使用し製造されています」

の文言も加えられています。風力や太陽エネルギーって供給が一定しているのかなぁ、とちょっと疑問ですが。日本のように頻繁に自然災害に見舞われる土地柄ではちょっと難しいとも思ったり。

生産国はインド。日本よりも自然災害は少ない?から少しはそういう心配もないのかな?

で、丸胴ではなく、二枚仕立て。コットン100%なんですが、生地に光沢があってちょっとシルキーな感触。厚さはhommageで採用している4.3ozよりも薄く感じます。

Wings Wild Lifeのロゴの下にはあのWingsのロゴまで入っています。うーん、カッコいい。

その下に©️2018 MPL Communications LTD.

ただ、私が確認した限りでは冒頭でも言いましたように2018年には販売されていなかったアイテムです。

最後に商品のカタログナンバーなんですが、オンラインサイトで購入時はわからなかったのですが、発送しましたメールには「PAUL116」と明記されていたのですが、商品が到着するとプラ袋にはバーコードと共に「PMC85821」と明記されたステッカーが貼られていました。英国用とグローバル用ってことなのでしょうか?

size chart fig.2

1). 両袖のピーク幅 86cm
2). ネック後部からの身丈の長さ 73cm
3). 脇幅 53cm
4). ネックリブの縫い付け部の幅(首周り) 19cm
5). 脇の縫製部分の長さ(おおよそです)27cm
6). アームホール(平らにしての採寸)17.5cm
7). ネックリブ自体の幅 2cm

size: Large

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA