Majestic Crewneck T-shirt circa 2019

一言でT-shirtsと申しましても年代やブランドでディテールが多岐にわたっています。気に入って購入したブランドだけれどいつの間にか仕様が変わってしまってる、なんて事が何十年も愛用しているとよく遭遇しがちです。

ここではそういった変化・変遷をアーカイヴとして書き留めておきたいと思います。

T-shirtsを扱う商売であり、かつ、市井のT-shirts好きの与太話ですが宜しくお付き合いのほどを。

今回の物件はアメリカ大リーグの公式ユニフォームを手がけているブランド、Majesticの無地T-shirtになります。

Majestic Crewneck T-shirt Package circa 2019

Majestic Athleticsは1950年代にペンシルバニア州で縫製工場としてスタートし、1982年からMLBのオンフィールドパートナー、そして現在は公式サプライヤーと、その道一筋といった会社のようです。日本でも近年プロ野球のユニフォームサプライヤーになっているようです。

そんなブランドですがT-shirtは初めて入手しました。それも偶然。

先日家族で山形県にあるコストコに買い物に行った時に見つけたのです。春先に富山県にあるコストコに行った時はなかったので「え!こんなのあるんだ!」と驚きと喜びで購入。ただ、Lは数パック、残りはSという在庫だったので恐らく次の入荷は未定みたいな扱いなのかなぁ、とも思ったり。

この商品、日本の代理店「Fanatics Japan G.K.」のシールが貼られています。

パッケージは全て英文表記なのですが、なんとなく日本向けに作ったんじゃないかな、と。

アメリカだったらサイズの単位はft.だったりしますが、ここではcmが使われ、「プラ」「紙」と小さく印刷もされています。

概要としては2枚パックでヘヴィーウエイトコットン使用と大々的に書かれています。

ということは恐らく最近若い人に流行りのゆったりしたシルエットなのかな?と想像できます。

Majestic Crewneck T-shirt circa 2019

生産はタイ。モデルナンバーは「CM07-MC-S001-WH-L」かな?

で、私が気に入ったのはこの厚さのT-shirtsなのにネックリブがダブルステッチじゃないんですね、これ。

1990年代後半に初めてタイ旅行した時にT-shirtsを色々なお店でのぞいた時に「丸胴仕様ってほとんどないんだなぁ」なんて思ったのですが、こちらは丸胴。ネックリブの仕様も相まって個人的に好みです。

ヘビーウエイト素材は恐らく5.6ozかな?6oz以上の厚さではないような感じですがどうでしょう。

シルエットはGILDANっぽいですね。やっぱりこのクラスの素材を使うとこうなるのが当たり前なんでしょうか。ただ、肩幅とかは日本人向けの採寸みたいでアメリカサイズよりゆったりはしていません。

Majestic T-shirt , the clothing label artwork circa 2019

タグレスでロゴの横には

LARGE
EASTON P.A.
100% COTTON

ケアコンテンツは裾にあるのですが、日本語表記と代理店の住所。つまりこれ、日本専売品ですね。

不思議なのはアメリカのオフィシャルサイト、日本の代理店が運営しているMajesticのサイトにもこのT-shirts、一切出ていないんです。

検索するとヒットするのは楽天にお店を出している複数のショップの情報のみ。摩訶不思議ではあります。

size chart fig.2

1). 両袖のピーク幅 88cm
2). ネック後部からの身丈の長さ 74cm
3). 脇幅 53.5cm
4). ネックリブの縫い付け部の幅(首周り) 19cm
5). 脇の縫製部分の長さ(おおよそです)26cm
6). アームホール(平らにしての採寸)19.5cm
7). ネックリブ自体の幅 2.5cm

size: LARGE

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA