新潟市西蒲区:本間屋の柚餅子

新潟と言えばお米と酒。すぐに出て来る答えですがその他には?となると「スキー」「温泉」でしょうか?

まぁ他にも色々あるのですが、それが他県の人に認識されていないものもかなりあるんです。

ここではそんな「新潟に来たついでに手に入れられるような」ものをピックアップして紹介したいと思います。

今回は新潟市西蒲区の本間屋さんの柚餅子です。

年を重ねたからでしょうか、こういう昔ながらの食べ物を求めるようになってきました。これもそう。

ただ、本間屋さんが多売をしていないスタンスなので新潟市民くらいしか知らないのではとも思います。いわゆる地元の和菓子屋さんみたいな。

お店は旧:巻市の中心部から日本海へ抜ける街道途中の集落にあるのですが、がっしりとした、有形文化財に指定されそうな趣のある日本家屋。

店舗用にリフォームした感じは一切なく、大きい御宅の玄関前に暖簾がかかっているだけ。うぅ、入りづらい。

意を決して入ったものの運が悪いことに私が来店した時は午前中だったのですが「あいにく今日の分は売り切れです」と言われ、何も買うことができませんでした。

で、これはブログでよく名前が挙がる新潟市内のスーパー「原信」で数日後に購入しました。オフィシャルブログでは原信で扱い出したのは2017年の春のようです。ブログでは女池店と書かれていますが、新潟市西区内の原信数店、三条の原信でも販売しているのを見かけていますので、お店周辺の原信だったら手に入るようです。

そしてここは創業が1829年!文政12年とのこと。古すぎてよくわかりませんがその時から製法が変わっていないという伝統を大切に商いをしているようです。

柚餅子は全国にもあるのですが、昔ながらの製法で現在でも作っているのはいまやここ本間屋さんだけなんだそう。単純に考えれば190年前のお菓子を今でも口にできるってことです。すごいことですよね。

味は本当にシンプルというか、食べやすいもの。パッケージに使われている天然の笹もクラシックな雰囲気に一役買ってますね。

商品の説明はこちらの地元の直販サイトに詳しく掲載されていますし、購入もできます。時々思い出したように「あー食べたいなぁ」と思わせる一品です。

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