一言でT-shirtsと申しましても年代やブランドでディテールが多岐にわたっています。気に入って購入したブランドだけれどいつの間にか仕様が変わってしまってる、なんて事が何十年も愛用しているとよく遭遇しがちです。
ここではそういった変化・変遷をアーカイヴとして書き留めておきたいと思います。
T-shirtsを扱う商売であり、かつ、市井のT-shirts好きの与太話ですが宜しくお付き合いのほどを。
今回はお蔵出しということで。1995年10月に来日公演を行なったEric Claptonのライブに行った際に購入したT-shirtです。この時はアルバム「From The Cradle」という純度の高い、愛溢れるブルースアルバムをリリースしてのライブでした。なので持ち歌一切歌わずに長丁場をやりきったのもかなり凄かったですね。カバーだけでライブ成立するんだ!と。
ライブ会場はクラプトンには珍しい「国立代々木競技場第一」。ただ、T-shirtには「代々木オリンピックプール」の名称が書かれています。私もクラプトンのライブで代々木はこの時が初めてであり現時点では一度きりの体験です。
ライブ演奏に適した会場ではないので音がちょっとなぁと思ったりも。
使用していたギターはメインがシグネチャーモデルのストラトですが、ブルースアルバムで使ったとおぼしきチェリーレッドの60年代のES-335を時折弾いたり、ドブロだったり、ギターにバラエティーがあってそこは満足でしたが。
なんせリアルタイムでCREAM時代を観たことがない私にはクラプトンがチェリーレッドのES-335を弾いてる姿だけで感動しました。
さて、T-shirtですが。
フロントにはクラプトンがGibsonのヴィンテージギターを構えている姿がプリントされています。
バックプリントは来日公演のツアースケジュール。私が足を運んだのは初日の10月1日公演です。この年の公演は10日間。
ボディに使われているT-shirtは今となっては不明です。すいません。ただ、私が知ってるメジャーなブランドではなかった気がします。
実はこのT-shirtのデザインの元になったものが存在するのですがそれはまた後日、ということで。
余談ですがこの1995年の来日公演の全貌を捉えたCDボックスセットがあるんですよね。10日分、1公演をCD2枚にしての20枚のボックスセット!クラプトンのファンクラブだけで販売していて限定250セット。
音質はといえばコンソールから直に録音されていたものらしく、24ビットのマスタリングとのことでかなり明瞭なサウンドです。変な編集もしていないので最後のアンコールの演奏が終わった後の場内アナウンスまで入っていてライブにいるような感じがたまりません。と、感想が書ける私はこれ持っているんですよね。今でもたまに聴いてますが、熱気があるのは大阪公演なんですよ。
最後にその時のチケットなども。23年前の今日なのでアップしました。もうほぼ四半世紀ですよ……