Tower Records ”CITY POP” T-shirt circa 2016

一言でT-shirtsと申しましても年代やブランドでディテールが多岐にわたっています。気に入って購入したブランドだけれどいつの間にか仕様が変わってしまってる、なんて事が何十年も愛用しているとよく遭遇しがちです。

ここではそういった変化・変遷をアーカイヴとして書き留めておきたいと思います。

T-shirtsを扱う商売であり、かつ、市井のT-shirts好きの与太話ですが宜しくお付き合いのほどを。

今回はタワレコが企画販売した、音楽ジャンルがモチーフになっているシリーズの中の「CITY POP」。

これらはジャンルの名称とそれぞれにフォントが異なっていて面白いのですが、私がいいなと思ったのがCITY POPでした。日本限定のような単語ではありますが、ここ数年外国人からも注目されているようでおそらくこのまま一つのワードになってしまうのではと思っています。

Tower Records CITY POP T-shirt circa 2016

これはそのフォントが抜群にこの「CITY POP」という文字と相性がいいなぁと。

そもそもシティポップなるものは1980年代にニューミュージックからの流れでさらに洗練されたような音楽みたいなニュアンスで認知されていたと記憶していますが、年をとったからか最近また私もCDを引っ張り出してよく聴くようになりました。

T-shirtに話を戻せば、ごく一般的な仕様ではあるとは思いますが、広げて見た第一印象は「袖口広いなぁ」。そして肩の部分のほんの少しの曲線が珍しいなぁ、と。

Tower Records ”CITY POP ” clothing label circa 2016

素材はコットン100%。生産国は中国。タグはこれらのアパレルコンセプトになっている

Wear the MUSIC,
We are the MUSIC.

と表にポリエステルサテンに印刷され、裏にはタワーレコードのロゴが。

Tower Records “CITY POP” T-shirt Back circa 2016

バックプリントはこのT-shirtsのコンセプトでもあるコピーが。

Wear the MUSIC,
We are the MUSIC.
Listen,
Play,
Feel,
Experience,
Recommend,
Clothes.

タワレコオリジナルのタグの下にはケアコンテンツを印刷したラベルもあるのですが、その間に切り取ったような跡があります。おそらくボディメーカーのラベルを切り取ってその上にタワレコのタグを縫い付けたのでしょう。このラベルのデザインはわかる人にはすぐ見当がつくのですがUnited Athleですね。腰部分に小さいラベルも残ってまして、カタログナンバーがそのまま明記されていたのでチェックするとボディに使われているのは5.6ozのこれですね。

販売価格は¥2500でした。はやくこのT-shirt着て夏には山本達彦とか聴いて過ごしたいですね。

size chart fig.2

1). 両袖のピーク幅 88cm
2). ネック後部からの身丈の長さ 72cm
3). 脇幅 52.5cm
4). ネックリブの縫い付け部の幅(首周り) 18.5cm
5). 脇の縫製部分の長さ(おおよそです)26cm
6). アームホール(平らにしての採寸)20cm
7). ネックリブ自体の幅 2.5cm

size: LARGE

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