Hanes Japan Fit CrewNeck T-shirt #H5110 circa 2017

一言でT-shirtsと申しましても年代やブランドでディテールが多岐にわたっています。気に入って購入したブランドだけれどいつの間にか仕様が変わってしまってる、なんて事が何十年も愛用しているとよく遭遇しがちです。

ここではそういった変化・変遷をアーカイヴとして書き留めておきたいと思います。

T-shirtsを扱う商売であり、かつ、市井のT-shirts好きの与太話ですが宜しくお付き合いのほどを。

今回の物件はHanesの「JAPAN FIT」。2017年6月のブログでも書いたBEAMSともコラボT-shirtにも使われた元ネタになります。

Hanes Japan Fit CrewNeck T-shirt #H5110 circa 2017

価格がいわゆる「赤パック」よりも若干上がって(¥2700)品質もアピールするポイントが多いのか、記載されている情報量も3枚パックものよりも多くなってますね。

こちらはアメリカのT-shirtsでは定番仕様のRING SPUN COTTON 100%であり、Pre-Shrunkであります。そのため新品時からさほどサイズ感が変わらないというアドバンテージがあります。

リングスパンであり、この縫製仕様は数十年愛用している私からすれば「ザ・ヘインズ」って感じです。ComfortSoftとは明らかに違うんですよね。その違いを踏まえて色々選んでもらえればなと思います。

Hanes Japan Fit CrewNeck T-shirt #H5110 Package circa 2017

パッケージングはまたかなり変わっている趣。プレミアムのような筒状の紙製容器に入っているわけでも、3パックのようなディスプレイ向きとも違います。これだとT-shirtsがあまりわかりませんね。

テープを剥がして引っ張り出すと2枚が重ねてくるまってる状態でした。

で、Hanesの現行ラインナップと比べると「一番シルエットがTの字に近い?」という印象。そこにこだわったと明記されている身丈の長さも相まって他のモデルとは一線を画してます。オフィシャルサイトの写真ではわからなかったポイントでもあります。生産は中国。

Hanes Japan Fit CrewNeck T-shirt #H5110 Tagless Label circa 2017

タグはなく、プリントされていますがケアコンテンツ用のラベルはHanesジャパンものでは一般的な腰部分に縫い付けられています。

あとComfortSoftなどとは違いネックリブはシンプルに縫製されています。こういうのが昔ながらでいいんですよね。

商品名に「17FW」とありますが、レギュラーモデルのようで2018年春には「2018SS」と変更されていました。ディテールに手を加えたのかは購入していないのでわからないのがちと残念です。

size chart fig.2

1). 両袖のピーク幅 80.5cm
2). ネック後部からの身丈の長さ 65cm
3). 脇幅 51cm
4). ネックリブの縫い付け部の幅(首周り) 18cm
5). 脇の縫製部分の長さ(おおよそです)23cm
6). アームホール(平らにしての採寸)17cm
7). ネックリブ自体の幅 2cm

size: LARGE

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