一言でT-shirtsと申しましても年代やブランドでディテールが多岐にわたっています。気に入って購入したブランドだけれどいつの間にか仕様が変わってしまってる、なんて事が何十年も愛用しているとよく遭遇しがちです。
ここではそういった変化・変遷をアーカイヴとして書き留めておきたいと思います。
T-shirtsを扱う商売であり、かつ、市井のT-shirts好きの与太話ですが宜しくお付き合いのほどを。
今回の物件はこの時期ならでは「だった」、アップルストアのホリデーシーズン用スタッフT-shirtです。

これはポリカーボネートのiMacですね。私事ですが「ポリカiMac」、使ってました。インテルプロセッサー初採用のシングルコアでした。これは2005年のホリデーシーズンですのでインテルではなく、G5プロセッサーが搭載されているポリカモデルですね。このあと年が明けてインテル採用となるわけで。
まぁイチ押しだったがためにフロントのプリントにもなったんでしょうが、バックプリントには
” For a PC user, it’s not a gift. it’s an intervention.”

まだウインドウズとのやりとりをおかしくした「get a Mac」のプロモーション(2006年からですね)の前ですのでなんかちょっと表現が….
フォントはMyriadですが、まだ若干太いのが使われています。こっちのほうがプリントしても認識性が高いし、ポップでいいのになんで変更したのかなぁ…
使われているのはAmerican Apparel。9個のブロックがデザインされているものではなくなり、社名だけのシンプルなタグになってます。

2枚目にケアコンテンツ。日本語表記のない年代のもので、裏には大きく「Made in USA」。

素材はcombed cotton 100%です。

1). 両袖のピーク幅 85.5cm
2). ネック後部からの身丈の長さ 75cm
3). 脇幅 51cm
4). ネックリブの縫い付け部の幅(首周り) 17cm
5). 脇の縫製部分の長さ(おおよそです)24cm
6). アームホール(平らにしての採寸)17cm
7). ネックリブ自体の幅 2cm
SIZE: LARGE