新潟県三条市(旧栄町):SUWADAの爪切り2006

新潟と言えばお米と酒。すぐに出て来る答えですがその他には?となると「スキー」「温泉」でしょうか?

まぁ他にも色々あるのですが、それが他県の人に認識されていないものもかなりあるんです。

ここではそんな「新潟に来たついでに手に入れられるような」ものをピックアップして紹介したいと思います。

今回の物件は10数年愛用しているmade in 新潟の逸品、SUWADAの爪切りになります。多分「あぁ、なんか見たことあるな」という方も多いのでは。

私がこの爪切りに興味を持ったのが2006年くらいだったと記憶しています。ローカル雑誌の新製品紹介みたいなコーナー記事の小さい扱いだったと思います。

ニッパーみたいな仰々しさ、でもネイリストから愛用されている、みたいな、提灯記事?と艶消しヘアライン仕上げのステンレス素材の美しい出で立ち。すぐに工場兼販売所のオフィスの場所を調べて買いに行きました。

当時は三条市への市町村合併前でしたので栄町でした。

訪れると受付には発売されたばかりのiPod U2 Special Editionが置かれていて、それを使ってオフィス内に音楽が流れていました。うーん、こういう方向のインテリアなのかぁと。

で、応対してくれた女性に色々聞いて最終的に現在では「クラシック」と名付けられたステンレス素材のものと、炭素銅が使われたマットブラックの2つを購入。ケースも一緒に購入しましたがタイミングよく?「アウトレットもあるんですが」と女性が勧めてくれたのでそちらを購入しました。革の表面に少し傷がついているのでアウトレットになったものですと説明してくれましたが、使っていれば革は傷もつくし、こちらで充分ですから。

帰り際に「切れ味が悪くなったらどうすればいいですか?」とケアを聞いたら「その時は持ち込んでくれれば研ぎ直しますので」と言ってくれました。どうしても皮脂で切れ味が悪くなってくるそうなんですが、幸運なことに10数年使っていても刃こぼれもないし、未だにスパスパ切れてメンテの必要はまだないようです。

これは販売された初期型とも言えるモデル。レバーの部分にスプリングが見えますがそれがポイント。この後改良型が出てここの部分にスプリングが使われなくなりました。