Hanes Beefy-T  “ Java – Think different. “ T-shirt circa 1999

一言でT-shirtsと申しましても年代やブランドでディテールが多岐にわたっています。気に入って購入したブランドだけれどいつの間にか仕様が変わってしまってる、なんて事が何十年も愛用しているとよく遭遇しがちです。

ここではそういった変化・変遷をアーカイヴとして書き留めておきたいと思います。

T-shirtsを扱う商売であり、かつ、市井のT-shirts好きの与太話ですが宜しくお付き合いのほどを。

今回の物件は1999年のT-shirt。目的がちょっとはっきりしないT-shirtであります。

Hanes Beefy-T  “ Java – Think different. “ T-shirt Front circa 1999

というのもAppleがJavaをMacOSに組み込んだのは1998年リリースのMacOS8.1から。この時はランタイムでしたが、1999年のMacworld ExpoでジョブスがQuickTime for Javaに関して言及しています

当時はマルチメディアを扱えるQuickTimeをかなりアピールしていたし、この年にはQuickTimeのメジャーアップグレードバージョンでもある3.0のリリースも控えていました。前年の1998年にはWWDCでキーポイントとしてQuickTimeを紹介しています。この年のキーノートでは「QuickTime TV」というストリーミングサービスを発表しています。まだモデム時代なんですけどね。

他の動きではWindowsでも作動するよう互換性を考えてFilemakerもJavaを扱ってのランタイムを発表したりしてます。Javaはこの時、脚光を浴びていたのが容易に想像できます。

なのでこのプリントなのかな、と。

ただ、こうして共に歩んできたJavaですが、2010年にはAppleから「非推奨」のアナウンスを持ってサポートも終了、どうしてもインストールしたい人は提供元のORACLEからどうぞ、というスタンスに変わりました。近年のMacを使ってる人にとってはでもこれはほとんど影響ないんでしょうね。ソフトウエアもいまやほとんどがネイティブ言語で作動していますから。

さて、T-shirtですが。

左胸部分に「Java」。たった一文字。スッキリしてます。

Hanes Beefy-T  “ Java – Think different. “ T-shirt Back circa 1999

バックプリントはこの時期のスローガンでした


Think different.

Hanes Beefy-T The Clothing Label Artwork circa 1999

ボディはHanes Beefy-T。ボールドフォントロゴのタグがついてます。

ロゴ下のケアコンテンツは

USA MADE COMPONENTS, ASSEMBLED IN MEXICO
CARE ON REVERSE

T-shirtにあやかってMacWorld Expo 1999の開催された1999年7月20日〜23日、キーノートは21日ということで21年前のイベントに合わせてアップしました。

size chart fig.2

1). 両袖のピーク幅 86.5cm
2). ネック後部からの身丈の長さ 72cm
3). 脇幅 53cm
4). ネックリブの縫い付け部の幅(首周り) 19.5cm
5). 脇の縫製部分の長さ(おおよそです)25cm
6). アームホール(平らにしての採寸)19.5cm
7). ネックリブ自体の幅 2.5cm

size: Large

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