Anvil x Authentic Pigment  ‘WWDC 1998 QUICKTIME” T-shirt circa 1998

一言でT-shirtsと申しましても年代やブランドでディテールが多岐にわたっています。気に入って購入したブランドだけれどいつの間にか仕様が変わってしまってる、なんて事が何十年も愛用しているとよく遭遇しがちです。

ここではそういった変化・変遷をアーカイヴとして書き留めておきたいと思います。

T-shirtsを扱う商売であり、かつ、市井のT-shirts好きの与太話ですが宜しくお付き合いのほどを。

今回の物件は1998年5月に催されたAppleの恒例イベント「WWDC」でスタッフが着用していたいくつかのパターンのうちの一着です。

Anvil x Authentic Pigment  ‘WWDC 1998 QUICKTIME” T-shirt Front circa 1998

WWDCは1998年5月11〜15日 2002年までは毎年5月に行われていました。WWDCが6月というイメージは2003年以降になってからの話ですね。

これは所有していた4着のうちの1着で「QUICKTIME」とフロントにプリントされています。因みに去年の同時期もやはりWWDCのT-shirtをブログにアップしております

Quicktimeがリリースされたのは1991年ですが、それまでは有料ソフトウェアだったのを無料にしてエンドユーザーに開放したのが1998年3月のQuicktime ver.3.0。それを大々的にアピールするためだったのでは?

それ以降のMacにはOSのフレームワークにも組み込まれているためバンドルされ、現在までなんだかんだで続いているソフトになってます。

ボディに使われているのはanvilのPRE-SHRUNK COTTON 100%の少し厚手のものなんですが、レギュラーモデルではなく、なんとAuthentic Pigmentとのコラボのダブルネーム商品。何故にこの商品をWWDCのスタッフT-shirtsに選択したのかも謎ですが。ザラッとした着心地がいかにもアメリカ。タグに小さく「made in USA」と表記されています。刺繍の制約からこのフォント?なんでしょうけれど愛おしいですね。トータルデザインが可愛いです。

Anvil x Authentic Pigment The Clothing Label Artwork circa 1998

Authentic Pigmentもこの時期は大手T-shirtsに発注していたのでしょうか?そこにオリジナルのデザインのタグを付けて販売していたのかなぁ。タグは刺繍の折り返しでキッチリと作られています。恐らく染め上げる時にシルクスクリーン印刷のタグだと色によっては見えにくくなってしまうからではないでしょうか。

シルエットは1990年代後期にありがちなゆったりめなスタイル。同じLサイズでもやっぱりこの時期のアメリカのT-shirtsは大きく作られています。ネックリブもまだダブルステッチではなく、見た目もシンプル。

Anvil x Authentic Pigment  ‘WWDC 1998 QUICKTIME” T-shirt on Right Sleeve circa 1998

右袖には ロゴ(Ⓡマーク付き)と98 Worldwide Developers Conference

当時のコーポレートフォントであるApple Garamondですね。美しい。

size chart fig.2

1). 両袖のピーク幅 91cm
2). ネック後部からの身丈の長さ 75cm
3). 脇幅 54cm
4). ネックリブの縫い付け部の幅(首周り) 21cm
5). 脇の縫製部分の長さ(おおよそです)25cm
6). アームホール(平らにしての採寸)19.5cm
7). ネックリブ自体の幅 2.5cm

SIZE: Large

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